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2023/09/17

Wind And Sun/Sinikka Langeland

2776 ECM他の新譜が届きました。やっぱり病気を経験するといろいろやっている合間時間に聴くのは難しいかな、と思ったのですが、このアルバムを聴きはじめて65分間、一気に聴けてしまいました。ECMの最近の北欧系ジャズミュージシャンをバックにした演奏ですけど、ある意味ジャズ色は薄いんだけど、ある種の北欧ジャズととらえるとこういう方向性もアリかな、とジャズに食い込んでいる、ととらえることができます。そのあたり個人個人の感想で違ってくるんじゃないかな。印象深い演奏と歌ですね。また、プロデューサーにGuido Gornaの名前。一時的なものなのか、マンフレート・アイヒャーの後継者なのかはいずれ分かってくるとは思いますが。あ、ちなみにこれ、紙パッケージです。

 

Wind And Sun/Sinikka Langeland(Vo, Kantele, Jew's Harp)(ECM 2776)(輸入盤) - Recorded June 2022. Mathias Eick(Tp), Trygve Seim(Ts, Ss), Mats Eilertsen(B), Thomas Stronen(Ds) - 1. Row My Ocean 2. Wind And Sun (Instrumental) 3. It Walks And Walks 4. When The Heart Is A Moon 5. Hands That Held 6. A Child Who Exists 7. A Window Tells 8. The Love 9. Wind Song 10. A Child Who Exists (Var.) 11. Wind And Sun 12. You Hear My Heart Come

(23/09/17)6、10曲目のみ共作で、他は全曲Sinikka Langelandの作曲。詞はJon Fosseのもの。収録時間は65分。サイドを固めるミュージシャンはECMの最近の北欧系ジャズ・ミュージシャンですが、ジャズ色は薄く、ヴォーカルに合わせたノルウェー地方の民族的な味のある曲が多くなってます。プロデューサーにGuido Gornaと名前がありますが、初めて見る名前。マンフレート・アイヒャーの後を継ぐのかどうかは、これから見てみないと。ただ、ある意味、インストルメンタルな部分で北欧ジャズを聴かせているともとらえることができ、何とも不思議な味のあるアルバムです。ジャズ的な演奏でもあり、そうでもなしと微妙。ちょっと暗めな味わいのある曲が多く、その中に明るめの曲が入っていて、少しカラフルに感じます。

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