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2023/07/07

Glimmer/Nils Okland/Sigbjorn Apeland

2762 ECMが3枚届いているうちの2枚目。Nils Oklandは、もう何枚もECMからアルバムを出していますが、今回は2回目の同じメンバーでのデュオ作です。いちおうジャズの区分にはしてあるけど、ジャズ度はなし。フレーズにインプロヴィゼーション的なものを乗っけてあるのかもしれませんが、聴いた限りでは分かりません。スタジオがノルウェーでもあり、北欧の香りがプンプンする民族音楽的なサウンドになっています。ECMの中では目立たないのかもしれませんが、こういう方面のサウンドも好きな方はいそうですよね。BGM的に音量を絞ってかけてみるのもいいですし。何より主なマーケットはヨーロッパです。ストリーミングでまずは聴いてみてください、ということで。

 

Glimmer/Nils Okland(Harganger Fidddle, Vln)/Sigbjorn Apeland(Harmonium)(ECM 2762)(輸入盤) - Recorded January and March 2021. - 1. Skynd Deg, Skynd Deg 2. Grat Ikke Sote Pike 3. Valevag 4. O Du Min Immanuel 5. Glimmer 6. Hvor Er Get Godt A Lande 7. O, Venner 8. Se Solens Skjonne Lys Og Prakt 9. Reven Sete Pa Setet 10. Myr 11. Malurt 12. Dempar 13. Rullestadjuvet 14. O Du Min Immanuel(Var.) 15. Nu Solen Gar Ned

(23/07/06)Nils Okland作が5、11-12曲目、Sigbjorn Apeland作が3、10曲目、2人のインプロヴィゼーション(共作)が13曲目、他の曲はおそらくは北欧のトラディショナル。収録時間は47分。ECMでデュオの演奏は、’11年に続き2枚目です。メロディや民族度、ある程度の哀愁はありますが、持続音の楽器の演奏がずっと続くので、少々聴く人を選ぶかも。ジャズ度はなく、完全に民族音楽的なサウンドになっています。こういうアルバムも出るのがECMで、おそらくは持ち込み音源だと思われます。それでもこの哀愁のメロディがたまらん、という人もいるかと思いますし、北欧の(ジャズではなくて)雰囲気を感じるには、これ、という気もします。シンプルな演奏が逆に心の奥まで届くのでは。小品も含めて曲が多く、短かめ。

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