新譜が昨日4枚届いていますが、熱も下がったばかりで、仕事も前倒し進行、入院前の心理的状況を合わせても、予定通りに今週中に4枚紹介できるかどうか。それでも、このアルバム、けっこう良かったです。彼のアルバムで一番好きなのは’75年の「時の流れに」でのバックミュージシャンが豪華なAOR路線ですけど、アフリカ路線に入るまではどのアルバムも熱心に聴いていた方ではありました。今回のアルバムは時間も短いし、多重録音はしていると思いますけど、かなりシンプルなのですが、そういうところが逆に気に入りました。ある種懐かしいメロディも感じたりして。しばらくは何度もかけることになるかもです。
Seven Psalms/Paul Simon(G, Vo, and ohter insuruments)(OWL Records) - Released 2023. Jimmy Haddad(Hadphoon, Hadjira, Gran Cassa Ans Almuglocken), Edie Brickel (DUets on 6 and 7), Vocces8 (on 4-7), Bob Sirota(Arr on 4), Ales Sopp(Fl on 4), Nina Stern(Chalumeau on 4), Nadia Sirota(VIola on 4), Gabriel Cabezas(Cello on 4), Paul Morton(Theorbo on 4) - 1. The Load 2. Love Is Like A Brand 3. My Professional Opinion 4. Your Forgiveness 5. Trail Of Volcanoes 6. The Sacred Harp 7. Wait
(23/07/04)全曲ポール・サイモンの作曲。収録時間は33分で、7曲が全体的につながっているようになっています。編成は極めてシンプルですけど、彼の宗教観を歌ったとのことで、これは言語にネイティヴな人でないと理解できないなあ、と思いつつも、メロディがいいので、一気に33分引きこまれてしまいます。時々昔の彼らしいメロディも出てきて、このところアフリカに近づいていて離れていた身にも、けっこう好みのサウンドになっています。シンプルなサウンドはコロナ禍の影響なのでしょうか。それが逆にいい方向に出たといういい例ではないかと。邦題にすると「七つの詩篇」か。アコースティック楽器だけで良く彼独自の世界を表していると思います。また次も出してほしいとも思いますが、年齢が年齢だし、とりあえずはここに集中します。
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