Blues For Gerry/David Hazeltine Trio
Criss Crossからの新譜が来たので、聴きます。今月下旬にも1枚出るようですけど、相変わらず処分後も新しいCDが出たら買っています。デヴィッド・ヘイゼルタインは、Criss Crossレーベルの中だけでもリーダー作や参加作が多いのですが、そんな中でもこういうピアノ・トリオ、好きですねえ。タイトルは「Blues For Gerry」となってますが、亡くなった先代のプロデューサーのJerry Teekensに捧げられたものだとか。今は同名のJr.がプロデューサーですけれども。割とオーソドックスだけどテクニックはあるし、安定しています。結局私はECMとCriss Crossという相反するようなレーベルの両方を好みとしているんだなあ、と改めて思いましたです。
Blues For Gerry/David Hazeltine(P) Trio(Criss Cross 1415)(輸入盤) - Recorded December 1, 2022. Peter Washington(B), Joe Farnsworth(Ds) - 1. Here Again 2. Tangerine 3. Blues For Gerry 4. Firm Roots 5. Body And Soul 6. It Could Happen To You 7. Skylark 8. Minor Disturbance 9. You Know I Care 10. Here We Go
(23/06/19)3、8、10曲目のみDavid Hazeltine作で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。62分収録。ピアノ・トリオでの割とオーソドックスな演奏で、メロディのいい曲が目立っています。最近は普通にジャズを演奏(ボッサを含めて)するというアルバムがあまりないので、こういうアルバムを聴いていると心が癒される部分も。参加作も多いのですが、トリオは過去に少なくとも2作あります。タイトル曲の3曲目はほんの少し今の感覚もあるブルースだけど、それでも昔ながらのジャズでのブルースなので、安心して聴いていられます。そんな中でもシダー・ウォルトン作の4曲目は少しテーマが新しい感じか。8曲目もテーマは新しさを感じるけどそのまま普通にアドリブに突入。テクニックはけっこうあるので聴きごたえあり。
« Henrik Odegaard/Vox Clamantis | トップページ | Chet Remenbered/Enrico Pieranunzi/Bert Joris »
「音楽」カテゴリの記事
- キングレコードが和ジャズをストリーミングで展開(2025.02.15)
- Forces Of Nature -Live At Slugs'-/McCoy Tyner/Joe Henderson(2025.02.11)
- Under The Surface/Julia Hulsmann Quartet(2025.02.06)
- Spindrift/Benjamin Lackner(2025.02.05)
- Prelude And Songs/Francois Couturier/Dominique Pifarely(2025.02.04)
「Criss Crossレーベル」カテゴリの記事
- Fun One/Oz Noy(2024.12.04)
- Solid Jackson/M.T.B.(2024.12.03)
- ECMとCriss Crossについてはまとめをしなければなんだけど(2024.08.14)
- Painter Of Dreams/Misha Tsiganov(2024.07.19)
- Tributes/Antonio Farao(2024.06.28)
「ジャズ」カテゴリの記事
- キングレコードが和ジャズをストリーミングで展開(2025.02.15)
- Forces Of Nature -Live At Slugs'-/McCoy Tyner/Joe Henderson(2025.02.11)
- Under The Surface/Julia Hulsmann Quartet(2025.02.06)
- Spindrift/Benjamin Lackner(2025.02.05)
- Prelude And Songs/Francois Couturier/Dominique Pifarely(2025.02.04)
「Criss Cross1401-1450番」カテゴリの記事
- Fun One/Oz Noy(2024.12.04)
- Solid Jackson/M.T.B.(2024.12.03)
- Painter Of Dreams/Misha Tsiganov(2024.07.19)
- Tributes/Antonio Farao(2024.06.28)
- Lovabye/Gregory Groover Jr.(2024.05.14)
« Henrik Odegaard/Vox Clamantis | トップページ | Chet Remenbered/Enrico Pieranunzi/Bert Joris »
コメント