Moving Again '19→'23/外山安樹子トリオ
新譜が来たので、聴きます。最近は輸入盤に関しては、まとめて購入しているため発売日よりだいぶ遅れて入手することが多いのですが、国内盤は1枚ずつ買ってもあまり値段が変わらないため、早めに聴くことができます。さて、今日のアルバム、コロナを乗り越えていくんだ、そしてこの4年間の集大成という雰囲気がタイトルからも分かるのですが、元気のいい曲から静かなバラードまで、印象的なメロディと、どちらかというと洗練されたトリオのサウンドで、あっという間に64分を聴き終えてしまって、もったいないのでもう一度聴くということをやっています。夏の季節にはいいサウンドかもしれません。
Moving Again '19→'23/外山安樹子(P)トリオ(Rice Records)
Moving Again '19->'23/Akiko Toyama(P) Trio(Rice Records) - Recorded November 14 and 15, 2022. 関口宗之(B)、秋葉正樹(Ds) - 1. イランカラプテ 2. Back And Forth 3. ATB 4. Awakening 5. Moonlight 6. Pure Imagination 7. Ecouler La Danse, Voir La Musique 8. まっすぐに 9. Dancing In The Water 10. Here's To Life 11. Blues Discovery 12. This Must Be The Place
5-6、10曲目以外は外山安樹子作曲。64分収録。タイトルの通り、コロナ前からの4年間の集大成のアルバムで、これからもやるぞというエネルギーをもらえ、しかもメロディアスなアルバム。作曲の時はメロディが先のようで、それが歌うようなピアノになったりするのだな、と思いました。力が入る場面はあっても、ゴリゴリのジャズではなくて、スマートなパワーを秘めているという感じです。6曲目が5拍子だったり、11曲目が7拍子ブルースだったりと変化に富んでますが、やはり外山節炸裂という感じの演奏は聴いていて気持ちが良いです。2曲目は渋い感じもある洗練された曲だし、5-6曲目は映画音楽だし、7曲目はバレエの振り付けに合わせて曲を書くなど。アルバムが心地よく、あっという間に過ぎていきます。(23年6月11日発売)
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