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2023/05/20

Eventually/Jacob Young/Mats Eilertsen/Audun Kleive

2764 ECMの新譜が1枚あとから届いたので、聴きます。ECMで似た名前で、ヤコブ・ブロ(Jakob Bro)というギタリストがいますが、そちらはかなり静かな演奏でいかにもECMという感じ。ちょっと混同していたので、自分のブログを検索したら、ヤコブ・ヤングはECM4作目で、他レーベルにはカーリン・クローグとの基本デュオ作も録音していました。やっぱりこのような少し穏やかではあるけど、歌うギタリストの性格も持っているんだなあと、改めて思いました。ECMファンだけではなくて、普通のギター・ファンにも親しみを持って迎えられるのではないかなあ、と思います。このアルバムにはマンフレート・アイヒャーの名前はありませんでした。

 

Eventually/Jacob Young(G)/Mats Eilertsen(B)/Audun Kleive(Ds)(ECM 2764)(輸入盤) - Recorded May 2021. - 1. Eventually 2. I Told You In October 3. Moon Over Meno 4. One For Louis 5. Schonstedstrasse 6. Northbound 7. The Dog Ate My Homework 8. The Meaning Of Joy 9. Inside

(23/05/19)全曲ヤコブ・ヤング作曲で、彼のECM4作目。収録時間は42分のギター・トリオ作。1曲目のタイトル曲は、ECMにしては少し外向的なサウンドで、彼はメロディアスにギターを弾いていきます。それを、ベースとドラムスが有機的に絡んでいく感じ。2曲目以降も、彼のメロディがよく歌っていて分かりやすいところが多く、トリオがECMにしてはやや元気かなというところは同じ。このようなギター・トリオの方が通常のジャズファンにはウケるのではないかなあ、と思うし、そのメロディ構築力はなかなか。それでも、このギターなら4ビートにいきそうなんだけど、そうはならないのもECM。心なしか温かみを感じる演奏が続きます。おそらく持ち込み音源だと思うけど、こういうアルバムはふだん聴きにはいいかもしれない。

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コメント

工藤さん,おはようございます。

Jacob YoungはECMでは3作目までは順調にリリースしてきた感じがありましたが,随分長い間名前を聞かないなぁと思っていたところに,この新婦の情報が入ってきて,ついつい喜んでしまいました。それでもストリーミングで聞いてから購入しましたが...。

おっしゃる通り持ち込み音源でしょうが,それでもECMにフィットする音になっているのはMats Eilertsenの貢献もあるかもなぁって思いました。

ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2023/05/post-27b5fd.html

>中年音楽狂さん

おはようございます。
書き込みありがとうございます。

ヤコブ・ヤングというと、あまり聴いてはいませんが他レーベルでもけっこう出していますね。そういう意味でリリースが遅れたのかもしれませんけど、それでもメンバーが良く、ギタートリオでECMの音を出しているところがなかなかいいなあ、と思いました。それでいながらメロディアスなギターも、なかなか好みではあります。

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