Leaving/Richie Beirach
リッチー・バイラークのソロのライヴアルバム。デイヴ・リーブマンのソロとかは割と最近も聴きましたけど、彼のリーダー作(というよりソロ作)は、’11年に聴いてからだから12年ぶりになります。内容は有名曲のてんこ盛りで、それをバイラークのソロで聴く。けっこう贅沢なアルバムですね。相変わらずのピアノで、これなら、もうしばらくは元気で演奏活動をやってくれるんじゃないかな、と安心しました。競演作も含め、最近はJazzlineというレーベルから出してますけど、ここにきてリリースが多めなのがうれしいですね。このアルバムもまた、何度も聴き返すアルバムの1枚になりました。
Leaving/Richie Beirach(P)(Jazzline)(輸入盤) - Recorded January 18, 2022. - 1. Nardis 2. What Is The Thing Called Love? - Alone Together - Blue In Green 3. Ronud Midnight 4. On Green Dolphin Street 5. Some Other Time 6. Solar 7. Spring Is Here - Maiden Voyage - Monk's Dream - You Don't Know What Love Is 8. Foot Prints 9. Leaving - Sunday Song
(23/05/18)76分収録のライヴ録音。リッチー・バイラークの曲はラスト9曲目のメドレーで、他は有名なスタンダードやジャズメン・オリジナルが並んでいます。有名すぎるくらいの曲を、いかにもバイラークらしいピアノで奏でていくので、1度は聴いておいてもいいかも。この演奏はブラインドでも当てることができるのでは。時にメドレーも差し挟んではいますけど、端折ったりする感じはなく、長い演奏時間を有効に使って、十分に堪能できます。もう少しマニアックな曲が入っていてもいいくらいなのですが、そういうことを考えるのも野暮なんでしょうね。十分に有名な曲を聴いた後で、ラストに彼の曲(これも有名)を聴いて、一つのコンサートの流れの幕を閉じることができた、と思います。なかなかいいアルバムを聴きました。
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