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2023年5月の記事

2023/05/30

ストリーミングと私

Billfurtherea 今までジャズはCDで(一部例外を除く)という方針でやってきましたが、ダウンロードやストリーミングサービスを意識していたのは意外に古いです。’05年に、Further East/Further West/Bill Frisellという、ダウンロードだけでの販売をするアルバムが出てきて、ここまでは追えないなあ、と思っていました。’19年9月にネットワークプレイヤーのマランツNA-6006を買ってから最初に聴いてみたのは、このアルバムだったような記憶があります。これはブログにはアップしてはいませんけど。

ストリーミングは’08年にSpotifyができて、今でいうところのストリーミングサービスかは分かりませんけど、原初的な形態はもっと前からあったと聞きます。それでも、何曲かダウンロード販売を試したものの、あくまでもCD中心で、という方針は最近までありました。もっと積極的に意識するようになったのは’17年にECMレーベルがストリーミングに進出して来て、そのあたりから少しずつ考えはじめてきました。そうこうしているうちに、ECM(JAPO)でも過去の未CD化のLP廃盤で40種類ぐらい、ストリーミングのみで出るようになったのが’19年7月のこと。これはもう、どうしても聴いてみたいということで、ちょうどその9月にCD規格やハイレゾの配信もあるAmazon Music HD (Unlimited)が出てきて、チャンスとばかりに、ネットワークプレイヤーを即買いました。これがECMを制覇するきっかけにもなりました。JAPOレーベル含め、ストリーミング化されてないものもいくらかあって、それをLPで集めても負担がそんなにかからない程度にはなったんです。

当初は、NA-6006のファームウェアも、ポーズを10-20分かけると、再度再生した時に次の曲に飛んでしまったりなど、ちょっと問題もありましたが、その後のアップデートでだいぶ欠点を潰せるようにはなってきました。時々、光回線が混んでいるのか、音が途切れることもまだありますけどね。そして、ストリーミングへの依存度も徐々に高まり、CDを見ながら音楽はストリーミングで聴くことも。そもそもCDラックがパンパンになってきて、CDを探したり取り出したりが厄介になってきたのも、3月のCDの大量処分につながっていきます。3年半ほどストリーミングを聴いていて、急によく聴いていたアルバムがなくなったりすることや、物としてのCDでないとコレクター的視点では少々物足りなさも残るものの、基本的には今まで聴いたCDは私のホームページ以降ほぼ掲載してますし、そういう形で残っているので、ブログも一段落したことだし、と現状不便はありません。ストリーミングにない(あるいはなくなった)アルバムはないものとして割り切って考えています。CDを買う枚数は今後少し減るだろうけど、CDを買って聴いていくことには変わりありませんし。

(追記)年齢のせいか、俺に語らせろ的な文章が増えてきましたが、お許しを。

2023/05/28

CD処分にあたって書かなかったひとつの理由

今までに、書籍類(主にマンガの単行本)、エレキベース、CDと、何年もかけて処分して来て、それらを現金化してきました。中には本類などでお金にならなかったものもありましたが、ごみ処分よりは、割と効率的に換金出来てきたとは思っています。書籍類は一度読むと繰り返し読むという本が少なくて、死蔵していたものだったので後悔はありません。エレキベースは、10数年前から中古を買ったり売ったりを繰り返していて、この1本というのが5年ほど前に決まったのですが、その時までに何本も買取に出してました。中古で買ったものがほとんどだったため、ここでは金額で損しているということは(それなりにはありましたが)あまりありませんでした。

さて、今回のCD処分にあたって、理由のひとつをあえて書いてませんでした(表面的には前回少し触れてますが)。ウェイトとしてはある程度大きかったのですが。税理士視点で見て(と書くと大げさかな)、円安、インフレ、そして増税などによって、購入する新譜CDが今後値上がりしたり、自由になるお金が少なくなったりする予測で、今換金しておいた方がいいな、という個人的な勘があったためです。これも個人的な予測ですけど、消費税のインボイス制度が今年10月に導入される予定ですが、この導入、事務手続きの煩雑さの割には事業者にとってはメリットは少ないです。ただ、それが導入されていれば、その後複数税率での消費税率アップが簡単にできてしまうので、政府の狙いの本丸はここにあると思っています。給料も年金も上がらないのに、円安もインフレも、金利を上げなければ、また減税をしなければ、まだまだ続きますので、ここで出ていくものを趣味の範囲では絞っています。だからストリーミングにあえて移行したっていう面もあるのです。よく皆さん、社会保険料も含めた増税ばかりの政権を支持しているなあ、と、半分感心していますよ。景気が停滞している時は、減税で消費を喚起し、その景気の回転を良くして税収増に持って行くのが普通(学校の教科書にも載っている)で、今はその逆をやっていて経済はしぼみ、結果としての五公五民であり不景気です。仕事をしていてしんどい部分ですね。

自分も還暦を迎えているし、今後どのくらい生きるかも分からないし、仕事もあと何年できるか分からない中、支出をできるだけ抑えておきたいというのはありますね。個人事業主の期間が長くて国民年金の支払い割合も多かったので、結果的に年金額が少ないためなおさらです。経済がまわらないじゃないかというご指摘があっても、国は国で勝手に国民の信を問わずに社会保険料含めいろいろ増税するのだから、こっちも勝手に緊縮財政にいく、という考えです。なんだか夢のないことを書いてしまったな、とも思いますが、将来の経済予測はけっこうシビアに見ています。そして中古CDの買取価格ですが、あくまでも個人的な意見として、中古販売側では利益を確保しなければやっていけないので、今後も下がっていくと見ています。

(追記)それでも、我が家は値上げした卵の料理はいつも通りに多めに出てくるし、カミさんが家計のやりくりが大変と言っているわけでもなくて、今すぐどうこういう話しではなく、遠い将来を見据えた個人的考えではあるのですが。

2023/05/26

CD(レコード)を処分するかどうかの分水嶺

230425tana_20230526212901 自分がCDをかなりまとめて処分したのが3月15日のこと、その査定結果が出たのが4月16日のことで、あれからしばらく経ちました。ちょうど5月は仕事が忙しいシーズンでもあり、あまり振り返りはしなかったのだけど、後悔はしなくても、元々コレクター気質なので、これは何度か書いているけど、虚脱感というか、なんだか漂ってます。実際にはその後もCDの購入は少し減っても続けているし、残ったCDを聴いたりストリーミングを聴いたりしてはいるんですけれどね。

そんな中で、何人かの人から、私と同じように処分を考えている、という相談というか語りかけというか、をもらいました。私も一気に処分するまでは思いはじめてから数年はかかっていて、1回本気を出してからも1年かかっているので、気持ち的には分かります。決め手は、これももう書いたかもしれないけど、ここからここまでを一気に処分、という気分にならないと、まだその段階ではないということでしょうね(コレクターにとってはこれがなかなかきつい)。処分しようと取り掛かったはいいけど、1枚1枚眺めてみたり、それをまた聴いてみたりしているうちは、処分は進まないし、まだその機会ではない、ということなのかもしれません。でも人間は新しい環境に慣れやすいもので、私は、中古で4枚買い戻しはやったけど(取っておくつもりが売る方に間違えて紛れ込んでいたもの)、あとはなければないで何とかなるし、ストリーミングのいいところは、そこにあるものだけを聴く方向に関心を持って行く、という機会なんですね。

昨年の10月からディスクユニオンに買い取ってもらったのと、友人に売ったものを合わせると、5,186枚(このあたりディスクユニオンの査定書をとっておくと枚数までカウントできます)あり、そのうちの4,545枚が今回まとめて買い取ってもらったCDの枚数になります。もちろん、FacebookやTwitterのお知り合いのCDは、配信が少ないこともあって残してありますし、価格があまりつかないであろう、ニューミュージック、J-POP、ロック、ポップスあたりで目のついたものは残してあります。代わりに買取代金が振り込まれるというのも、処分の動機にはなっています。枚数がまとまると、それなりの金額にはなりますし。そのお金でまたCDを買っていくという、なんだか矛盾した行動にもなってますし(笑)。まあ、それでTVとUHDプレイヤーも買い替えできたのも、ラッキーではありましたね。

余裕があれば、家族に遺言か何かでここへ売れ、と指示を出しておいて、処分は生きているうちはしない、というのも選択肢のひとつですし、無理して処分することはないかなあ、とも思います。私の場合、これも以前に書いてますが、CDがあふれ出していて、探すのにも難渋していたことと、ブログの一連の作業が一段落ついたことも大きかったので。個人的にはあと、経年劣化(紙の部分)とCDの寿命(これはまだなかったよう)のことも考えてしまっていましたね。なるべく一生に一度の経験の記録を残しておきたいのだけど、ちょっと何度も書きすぎましたかね(笑)。

(追記)ここ15年ほどはHMVの通販を利用することが多い(それ以前は、国内盤はお知り合いのCDショップ(今はない)と、タワー、アマゾンとだいたい均等でした)のですが、買い物金額の累積がHMVだけで356万行っているのは、記録は消したいですね(笑)。以前は本も買ってましたけど。

2023/05/21

買い取られたCDを追っかけてみる(その2)

ディスクユニオンにCDの買取査定を承諾してから1か月ほど過ぎました。枚数(約4,500枚)に比べて買取価格が少し安いんじゃないかなあ、と思っていたけど、他の人の買取情報を合わせると、今にしてはいい金額だったようです。5月上旬ぐらいまでは、ネット(お店のブログ)では、セールとして出てくるのは、私の買い取ってもらったCDが多く出てきたりして分かりやすかったのですが、そろそろ一部だけとか、たまたま同じタイトルで他の人から買い取ったものか判断が付きづらい状況になってきて、たまにサイトで見るだけになってきました。

5月3日の新宿ジャズ館でのECM中古CDセールがお店のブログにそのまま掲載されてますが、それは私は放出したものが多く、掲載されているものは順当に売れていっているようで、昨夜にクリックすると販売済みのものが多くなってました。強いてあげればNew Seriesは在庫増えたかなあ、という感じです。自分の持っていたCDはミュージシャン別、レーベル別に集めていたことが多く、まさに玉石混淆の状態だったのですが、お店は売れそうなものは高く、そうでないものは安くメリハリをつけて価格を設定していて、それなりに売れていっているようですね。ブログで紹介されたCDも多かったので、それなりのものが多めだったのかも。次の持ち主が買って良かったと思えるCDを手にしてくれれば、と思います。ただ、まだお店に出してないものもあるようで、これから出てくるのでしょうね。

ミュージシャン別などは、ビル・エヴァンス特集ではっきりわかった他は、すでに見ても分からないので、ほとんど見てないですが、ECMはしばらくチェックを続けてましたね。でも、中古の流入量も多く、レーベルを見ていただけでは、増えたり減ったりを繰り返すようになり、New Seriesを置き土産にしつつ、私が持っていたもので売れそうなものは売れてしまった段階なのではないかなあ、と思います。さすが、ノウハウのあるお店だなあ、という感じですね。

おかげで、間違って売ってしまった4枚は買い戻しをしたものの、CDを売ってしまったことについては1か月以上たった今でも後悔することはなく、ストリーミングにあるだけのジャズを聴けばいいじゃん、と思ってます。ストリーミングにないものは存在がないものと同じ。結果としてですが、まだ千枚ぐらいはCDが残っているにしても、生前整理ということになりました。これからCDの買取価格がどうなるか分からないし、経済の行方やインフレ問題、円安が続くのかどうかも不透明です。ただ言えるのは、ストリーミングがあったことが処分のきっかけにもなったし、買う量は以前よりは減りますが、欲しいものはCDで買っておく、というのは変わらないと思います。

2023/05/20

Eventually/Jacob Young/Mats Eilertsen/Audun Kleive

2764 ECMの新譜が1枚あとから届いたので、聴きます。ECMで似た名前で、ヤコブ・ブロ(Jakob Bro)というギタリストがいますが、そちらはかなり静かな演奏でいかにもECMという感じ。ちょっと混同していたので、自分のブログを検索したら、ヤコブ・ヤングはECM4作目で、他レーベルにはカーリン・クローグとの基本デュオ作も録音していました。やっぱりこのような少し穏やかではあるけど、歌うギタリストの性格も持っているんだなあと、改めて思いました。ECMファンだけではなくて、普通のギター・ファンにも親しみを持って迎えられるのではないかなあ、と思います。このアルバムにはマンフレート・アイヒャーの名前はありませんでした。

 

Eventually/Jacob Young(G)/Mats Eilertsen(B)/Audun Kleive(Ds)(ECM 2764)(輸入盤) - Recorded May 2021. - 1. Eventually 2. I Told You In October 3. Moon Over Meno 4. One For Louis 5. Schonstedstrasse 6. Northbound 7. The Dog Ate My Homework 8. The Meaning Of Joy 9. Inside

(23/05/19)全曲ヤコブ・ヤング作曲で、彼のECM4作目。収録時間は42分のギター・トリオ作。1曲目のタイトル曲は、ECMにしては少し外向的なサウンドで、彼はメロディアスにギターを弾いていきます。それを、ベースとドラムスが有機的に絡んでいく感じ。2曲目以降も、彼のメロディがよく歌っていて分かりやすいところが多く、トリオがECMにしてはやや元気かなというところは同じ。このようなギター・トリオの方が通常のジャズファンにはウケるのではないかなあ、と思うし、そのメロディ構築力はなかなか。それでも、このギターなら4ビートにいきそうなんだけど、そうはならないのもECM。心なしか温かみを感じる演奏が続きます。おそらく持ち込み音源だと思うけど、こういうアルバムはふだん聴きにはいいかもしれない。

2023/05/19

Leaving/Richie Beirach

Richieleaving リッチー・バイラークのソロのライヴアルバム。デイヴ・リーブマンのソロとかは割と最近も聴きましたけど、彼のリーダー作(というよりソロ作)は、’11年に聴いてからだから12年ぶりになります。内容は有名曲のてんこ盛りで、それをバイラークのソロで聴く。けっこう贅沢なアルバムですね。相変わらずのピアノで、これなら、もうしばらくは元気で演奏活動をやってくれるんじゃないかな、と安心しました。競演作も含め、最近はJazzlineというレーベルから出してますけど、ここにきてリリースが多めなのがうれしいですね。このアルバムもまた、何度も聴き返すアルバムの1枚になりました。

 

Leaving/Richie Beirach(P)(Jazzline)(輸入盤) - Recorded January 18, 2022. - 1. Nardis 2. What Is The Thing Called Love? - Alone Together - Blue In Green 3. Ronud Midnight 4. On Green Dolphin Street 5. Some Other Time 6. Solar 7. Spring Is Here - Maiden Voyage - Monk's Dream - You Don't Know What Love Is 8. Foot Prints 9. Leaving - Sunday Song

(23/05/18)76分収録のライヴ録音。リッチー・バイラークの曲はラスト9曲目のメドレーで、他は有名なスタンダードやジャズメン・オリジナルが並んでいます。有名すぎるくらいの曲を、いかにもバイラークらしいピアノで奏でていくので、1度は聴いておいてもいいかも。この演奏はブラインドでも当てることができるのでは。時にメドレーも差し挟んではいますけど、端折ったりする感じはなく、長い演奏時間を有効に使って、十分に堪能できます。もう少しマニアックな曲が入っていてもいいくらいなのですが、そういうことを考えるのも野暮なんでしょうね。十分に有名な曲を聴いた後で、ラストに彼の曲(これも有名)を聴いて、一つのコンサートの流れの幕を閉じることができた、と思います。なかなかいいアルバムを聴きました。

2023/05/18

Our Daily Bread/Trio Tapestry/Joe Lovano

2777 ECMの新譜4日目にして一段落。1日目を除いて、2-4日目はそれぞれ単独ないしはグループでの3作目、しかもマンフレート・アイヒャーのプロデュース作品が続くということで、このレーベルも円熟味を増したなあ、と思います。レーベル初期の頃のミュージシャンはもうあまりいないにしても、途中から出てきた人たちがある意味主役的役割を担っていくということで、興味深いです。ただ、アイヒャーも高齢になってきているので、彼が活躍できなくなると、このレーベルは続くにしても形骸化してしまうのでは、と、一抹の不安はありますね。それでも、こういうある意味静かながら硬派なサウンドのグループを残してくれているので、今までに関しては、けっこう満足しています。

 

Our Daily Bread/Trio Tapestry/Joe Lovano(Ts, Tarogato, Gongs)(ECM 2777)(輸入盤) - Recorded May 2022. Marilyn Crispell(P), Carmen Castaldi(Ds) - 1. All Twelve 2. Grace Notes 3. Le Petit Opportun 4. Our Daily Bread 5. One For Charlie 6. The Power Of Three 7. Rhythm Spirit 8. Crystal Ball

(23/05/16)グループ3作目。収録時間は40分で、ここでも全曲ジョー・ロヴァーノの作曲。サックスが何となくフワフワとしっつも、3人の音の組み合わせで、割と静かではあるけれども、硬派なサウンドに聴こえるのは気のせいか。ゴングの使用も比較的あり、曲によってはフリーの向こうを行く静けさとでも言うのか、独特な3人でのアプローチが聴けます。おそらくテーマの部分だけ打ち合わせがあって、あとは自由に演奏しているのではないかと思います。5曲目はおそらくチャーリー・ヘイデンに捧げられた曲で、サックス・ソロでの演奏になっています。比較的静かではあるけれども、彼岸の方に行ってしまっているようなサウンドなので、聴く人を選ぶかも。それでも、こういうサウンドに引き寄せられる人は多いかもしれない。

2023/05/17

Zsofia Boros/El Ultimo Aliento

2769 ECMの新譜の3日目。このアルバムで取り上げている作曲家、キケ・シネシもいるようだし、クラシック畑とは限らないのではないかなあ、と思ってます。確かに演奏はクラシック・ギター中心のソロ作ですが、聴いていると、やはりECMのボーダーレスな世界に迷い込みます。ある意味こういう世界に入っていけるサウンドを聴けるのは幸せなことではないかなあ、とも思います。それでいて、静かにBGMとしてもかけられるような雰囲気もありますし。アルゼンチンとフランスの作曲家に焦点が当たっているようですけど、もっとアルバムとして一体化した感じが、なかなかいいなあ、と思います。構えなくてもスーッと入ってくる感じです。

 

Zsofia Boros(G, Ronroco)/El Ultimo Aliento(ECM New Series 2769)(輸入盤) - Recorded March and April 2022. - 1. Mathias Duplessy: De Reve Et De Pluie 2. Joaquim Alem: Salir Adentro 3. Quique Sinesi: El Abrazo 4. Alberto Ginastera: Milonga Mathias Duplessy: 5. Le Secret D'Hiroshige 6. Perle De Rosee 7. Quique Sinesi: Tormenta De Ilusion Mathias Duplessy: 8. Le Labyrinthe De Vermeer 9. Berceuse 10. Valse Pour Camile 11. Carlos Moscardini: El Ultimo Allnto

(23/05/16)ECM3作目で、今回はアルゼンチンやフランスの作曲家に焦点が当たっています。収録時間は39分。その演奏は、広い田園風景を見ているような、あまりクラシック臭のない、和やかなサウンドのクラシックの演奏。ギターの表情を明るめ、暗めと曲によって変えていきながら、ある意味BGMでも使えそうな、落ち着いた演奏が流れていきます。ある意味ボーダーレスの世界を彷徨うような、素敵な音世界が綴られて行きます。

2023/05/16

Vagabond/Dominic Miller

2704 ECMレーベル2日目。ドミニク・ミラーのECM3作目になります。こうやって、時を開けながらでも、リリースを続けてくれると安心します。アルバムは、メロディ重視の自然派なリラックスした演奏という感じですけど、なかなかいいメンバーが集まっていて、もっと派手にインプロヴィゼーションを、と思わなくもありません。でもあえてこういう印象的な演奏をして、心に残して、あるいは癒していくんだなあ、とも思います。収録時間が少々短いような気もするけど、聴いた時の満足感はありました。彼はバンドマンをやりながら、本当は自分ではこういう演奏を残したかったんだな、ということが分かります。聴き心地がいいので、何度もかけそうなアルバムですね。

 

Vagabond/Dominic Miller(G)(ECM 2704)(輸入盤) - Recorded April 2021. Jakob Karlzon(P, Key), Nicolas Fiszman(B), Ziv Ravitz(Ds) - 1. All Change 2. Cruel But Fair 3. Open Heart 4. Vaugines 5. Clandestin 6. Altea 7. Mi Viejo 8. Lone Waltz

(23/05/15)彼のECM3作目。全曲Dominic Miller作曲。収録時間は32分。メンバーは2人代わってはいるけど、ジャズというよりはメロディアスなミュージックが少しの哀愁とともにせまってくる、落ち着いた大人の音楽という雰囲気が強め。それでも、そのミュージックを活かしつつ、コード感も少し強めながら、自由さを感じさせるサウンドです。そのメロディは、ギターだけではなくて、ピアノにも影響していて、珍しくあまり冷たさを感じない、いいサウンドに仕上がっていると思います。何と言うか、リラックスした雰囲気での大人の演奏とでもいうのか。アコースティック・ギターの自然な響きが、時に静かに、時に語りかけながら進んでいくさまは、大いなる自然も感じさせるところ。派手な曲はないけれど、やっぱりECMらしいと思う。

2023/05/15

Danish String Quartet/Beethoven/Webern/Bach/Prism V

2565 ECM(New Seriesを含む)の新譜が4枚入ってきたので、番号順に聴いていきます。当初、2561番がでて、しばらく空欄だったので、また空き番号が出てくるのかなと思ったら、だいたい1年に1枚ずつ、連続番号でこのDanish String Quartetは出てきましたね。アンドラーシュ・シフも、同様のやり方でベートーベンのピアノ・ソナタ集を過去に出していたので、ECMにとって、このストリング・クァルテットは特別な扱いになっていることを意味します。ややオーソドックスなクラシックが多めなものの、現代音楽も織り交ぜているアルバムがあるのは、やはり昔からのECM New Seriesのお得意な手段でもありますし、マンフレート・アイヒャーがプロデュースしているので、かなり力を入れているアルバム群ですね。

Danish String Quartet/Beethoven/Webern/Bach/Prism V(ECM New Series 2565)(輸入盤) - Recorded June 2021. Rune Tonsgaard Sorensen(Vln), Frederik Oland(Vln), Asbjorn Norgaard(Viola), Fredrick Schoyen Sjolin(Cello) - Johann Sebastian Bach: 1. Chorale Prelude Vor Deinen Thron Tret Ich Hiermit BWV 668   Ludwig Van Beethoven: 2-5. String Quartet No.16 In F Minor Op.135   Anton Webern: 6. String Quartet   Johann Sebastian Bach: 7. Contrapunctus XIV "Fuga A 3 Soggetti" BWV 1080

(23/05/15)バッハは18世紀ドイツの作曲家、ベートーベンは18-19世紀ドイツの作曲家、ウェーベルンは20世紀オーストリアの作曲家。収録時間は60分。この中ではウェーベルンが現代音楽に近い響きを持っていますが、それでも1905年の作曲。アンドラーシュ・シフに続いて、一連番号を取って、連続して発表するのは、ECM New Seriesにとって特別なこと。その完結編であります。5年かかって5枚出たので、連続して聴きたい。

2023/05/10

処分した中から何枚かの買い戻し

230423cd これは、買い取りに出した段階で、買い取りに出すCDとそうでないCDとを分ける時間が数日しかなく、しかもランダムにCDを置いてある場所がけっこうあったことで、あらかじめ予測できたことでした。査定表ができた段階で、それを精査して、取消するCDを決めればいいのですが、精査するにも4,500枚ほどあって数日時間がかかるだろうし、その表をディスクユニオン側で作り直すにもまた数日かかってしまうということで、手間をかけずに数枚だったら買い直そうと考えていたところでした。4月16日に査定ができてきて、17日朝に全部承諾、18日に振り込みとスムーズに行ったのでした。それと並行して、そのまま持っているべきCDをうっかり出してしまったものを中古で買い直し、とりあえず3枚再購入しました。これは23日までに届いたのですが。Amazonのマーケットプレイスで注文したものもディスクユニオンの発送、あとはディスクユニオン直が中古は安かったです。日程的には自分の出したものを再び手に入れたのではないとは思います。(写真のCDです。)

ところが、ストリーミングにもなく、在庫もないものも買い取りに出してしまったので、これはあきらめるしかないかなあ、と思ってます。「魅惑の宵/アート・ガーファンクル」で、彼のスタンダード集なんですね。道理でこれ、買取価格は高めだと、あとから見て思いました。ただ、大量に処分した方は、ミュージシャンごと、レーベルごとにバサッとやっているので、そっちを考えると、あまり重要度は高くないかなと思ってます。どっちみち全然聴いてなかったですし。そもそもが処分のための処分ということもあるので、過去はあまり振り返らずに、重要なのはまた新譜を買っていくことだと思います。と言いつつ、今後新譜を買う量は減っていくとは思いますが。

これで気持ち的には一段落と思いきや、ECMの2500番以前で、昨年10月に出たECM New Seriesを1枚処分していたことに気が付きました。2500番以降をとっておけば数年分はあるかなあ、と思っていた矢先でした。普通、そんなに番号をさかのぼって出すかね、と思いますが、ECMでは時々あります。ディスクユニオンのサイトを見てみると中古が本体価格1,100円で出ていたので(たぶん私が処分したもの)、最近注文しましたよ。これはあと数日で届くと思います。もうこれで一段落にはなるはずです。これで今まで合計4枚。

亡くなってからの全部処分だと、こういう手間はかかりませんが、これはまだ元気なうちにやりたかったのです。そして、その分ストリーミングへの移行も試してみたかったこともありましたし。ストリーミングも徐々に改善の傾向があり、いい方向へ向かいそうです。

2023/05/07

ジャズのオフ会に長男と3年ぶりに参加

230505notru 230505sings 6日(土曜日)の昨日、コロナ禍でしばらく中止だった、ジャズのオフ会に3年ぶりに長男の運転で、車で参加してきました。1次会は国立のノートランクスで13時から17時前まで、2次会は同じく国立のSingsで17時過ぎから20時過ぎまで。ノートランクスも、もう公式には発表になっているけど、今年の冬頃に経営譲渡する予定で、Singsは、もう閉店していて、5月にごく短期間営業して、あとは完全閉店の予定なので、今年が節目のオフ会、ということにもなります。

昨日は朝10時半過ぎに家を車で出ました。長男が2次会の場所に、オーディオを持って行くからでもあります。機材はCDプレイヤーがTEACのVRDS-15、アンプが2種類、どちらも長男自作の真空管300Bアンプと50アンプ、スピーカーは同じく自作のスーパースワンです。12時前に到着して、まず2次会会場にてこれらのセッティング。車で持ち運びするため、多少傷がついても大丈夫なものを持って行くので、この組み合わせがその条件ではベストになっています。

その後13時からの1次会でノートランクスへ移動。ここでは皆が持ち寄ったジャズのCDをお店のアルテックのスピーカーで順番にかけて、聴いていくという作業になります。まあ、それもあるけど、実質宴会ですが。それでも、バックグラウンドの違うジャズ通の人たちが集まるので、いろいろなジャズがかかります。中にはかけたジャズのCDジャケを写真に撮る人もいます。ここで4時間近くも時間がありますが、今回は11人集まって、それぞれがCDをかける順番がまわってくるのは2-3回です。

その後、2次会会場のSingsに移り、今度は長男のオーディオ装置で、ジャズその他を順番に聴くということをここでもやります。1次会から少し人数が減っているのですが、閉店中にも関わらず、お店の常連さんに声をかけてくれて、それで来た人が4-5人ぐらい。1次会のジャズよりも、こちらのオーディオを持って行く方が長男の仕事のウェイトは高いので、彼は運転でお酒を飲まないでも平気なこともあって、まあ、ここでの主役的な役割になってもいます。先ほど節目の、と書いたのは、この流れでのオフ会は両方のお店のこともあって、今年が最後になる可能性が高いからでもあります。3年ぶりだし、実にいいタイミングで参加させていただきました。尽力していただいた幹事さん、どうもありがとうございました。

2023/05/03

TVをパナソニックTH-65LX950に、UHDプレイヤーをソニーUBP-X800M2に入れ替え

230504tv2 実はCDを処分した後にやりたかったことがありました。オーディオのAV関係でテレビの買い替えとUHDプレイヤーへの入れ替えです。とは言うものの、今後のこともあって予算は25万円ほどとけっこうタイトです。もう少し先になるかなあ、と思っていたのですが、長男が帰ってくるこのゴールデンウィーク中には何とかしたくなり、1日に一人でヨドバシカメラに買いに行ったのでした。家で4K画質でUHDディスクを観たいですもんね。ちなみに私はTV放送をほとんど観てません。

今まで使っていたのが、TVは東芝REGZA 65J7(2Kの最後の方の機種で65型液晶)、ブルーレイレコーダーが東芝REGZA DBR-Z520で、TVは10年前の9月購入、ブルーレイレコーダーの方は8年前の12月に購入してます。特に長男が家を出た4年前以降はこれらはほとんど使ってないので、TVの方はまだまだ現役ですが、ブルーレイレコーダーはそろそろ動作がアヤシイです。最初、このTVをリサイクルで持って行ってもらうつもりでしたけど、次男が欲しいとのこと。65型のTVを果たして彼のパソコンを置いてある部屋に置けるのかどうか(いろんな荷物がいっぱいの部屋)ちょっと心配でしたが、家族が総出で徹夜で片付けてました。代わりに亡母のアナログ放送からデジタル放送に切り替わる時期の20型液晶TVを持って行ってもらうことに。ヨドバシに電話したけど、リサイクルのTVの変更は国産ならそのままで大丈夫とのこと。

さて、新しいTVパナソニックTH-65LX950(65型液晶)は3日に家に入ってきました。お店で見ていると、どうしても有機ELの機種に目が行ってしまうけど、値段が高いこともあるし、長男は有機EL不要とのことなので、今後は彼主導で(今までもいろいろな機器を彼が、あるいは一緒に買ってはいましたが)オーディオ運営をしてほしいし、彼の意見を尊重しました。本当は、UHDプレイヤー(録画はしないのでレコーダー機能はいらない)はパナソニックのDP-UB45-Kにしようと思ったのですが、困った情報が。エヴァンゲリオンのUHDディスクをかけると、特に赤い色が退色して見えて、使い物にならないという情報です。実際にソフトを持ってお店に行ったけど、事実でした。これではエヴァメインで長男は考えていたので、断念せざるを得ず。代わりにソニーUBP-X800M2になったのでした。今UHDプレイヤーって3機種ぐらいしかなくて、その中でも一番高いものです。ディスクという形態が終わりに近いのか、新製品が出てきませんね。その反面、TVが予想より2万円以上安くなって、いったん会計を済ませて、TVでついた2万ポイントほども使ってUHDプレイヤーを買いました。両方のメーカーを統一した方がリモコンの共通化もできるようですが、ソニーはちょうどもうすぐモデルチェンジで、在庫と値段の兼ね合いで、メーカーが分かれることになりました。でも、市販のディスクの再生だけしか使わないので、これでいいでしょう、ということに。4KディスクとTVのトータルな画質は、以前見ていたTVの画像より見違えるほど良くなりました。前のも割といいセンは言っていたけど、TVは2Kの最終型だったので、違いは出てきますね。何とか予算内で収まってホッとしています。

(追記)UHDプレイヤーのソニーUBP-X800M2はDVD-AやSACDなどもかかって、もうこっち方面の機器は衰退しているけど、ユニバーサル・プレイヤーの名残りなんですね。写真は、まだ仮置きの状態で撮りました。

(追記5月14日)1日に買ったソニーUBP-X800M2、今日ネットで価格を見てみたら、1万円以上値上げしていた。TVも微妙に上がっているし、買ったタイミングが良かったと思います。

2023/05/01

買い取られたCDを追っかけてみる

実は、ディスクユニオンにCDの買取を出したとき、昨年10月はCriss Crossレーベルの1400番前まで全部出したので、出してしばらくして、Criss Crossレーベルのセールを新宿ジャズ館でやったのは分かりやすかったです。その他に150枚ぐらいバラで出したのは、それぞれ店頭で売られて行ったのだと思いますが、これは確認はしてませんけど。売ったら売りっぱなしで、あとは関心がない、というわけでもなく、とりあえず時間があれば追っかけてみてます。こういう性格、ストーカーになりやすそうですね(笑)。気をつけなければ。

今回の出張買取では、バラのCDも多かったですが、ECMの2500番前まで、気に入ったCDを100枚ほど残して、全部処分してますし、他には、昔は追っかけていたミュージシャンは国内盤で出たものは全部買っていたので、意外に珍しいアルバムも入ってました。そのミュージシャン別のCDをほとんど売っているので、それぞれにセールができそうではあります。やるかやらないかは人気度にもよるでしょうが。大部分が平凡に店頭に並べられて売り出されるようなものでもありますけど。もうすでに売れてしまったのも多そうですが、新宿ジャズ館ではECM中古CDセールが4月22日にあって、また5月3日にもあるのは、ECMがだいぶ中古で集まったからかと思います。特に5月3日のは、写真で見る限り私の出したもの、多そうですね。4月30日にもビル・エヴァンスの中古盤を中心に小セールがありましたけど、そこでピックアップされていたCD、全部私が持っていたのと同じでした。他にも持ち込みで新宿ブログレ館に買い取ってもらったCDはもう売られてしまいましたが、BOXセット1つのみ、5月の連休中に出されるようですし。

今回の出張買取、新宿ジャズ館とJazz TOKYOの両方で査定をしていて、今まで査定後に新宿ジャズ館にCDを集めていると思っていたのですが、どうやらそれぞれのお店での出品、ということになっていそうです。ECMも両方で分けて査定していますしね。新宿ジャズ館は小さいセールをツイッターなどで流してくれていますけど、Jazz TOKYOは大きいお店なので、LPのセール情報が多いです。もう一気に在庫として出している可能性はありますね。査定表のPDFファイルを追いかけてみたら、そんな感じがしてきました。

ただ、まだお店に出していないと思われるものもありますので、まあ、そのうち飽きるでしょうけど、もう少し観察してみていようかな、と思ってます。

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