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2023/04/12

Friendly Fire/Joe Lovano, Greg Osby

Joegregfriendグレッグ・オズビーのサイド参加作、というよりは競演作。もうこの時期は有名ではあったけれども、一風変わったサックス2人の競演作です。なんだかとらえどころのないようなフレーズが飛び交っているような感じもありますが、こういうサウンドやフレーズは割と好きなんですよね。しかも、ここでもピアノはジェイソン・モランですし。安定のフワフワ感というと失礼かもしれないですけど、彼らが好きに演奏しているのを聴いていると、ちょっと訳が分からん、というイメージもありますが。そこがまたいい、ということになってしまいます。マイペースな2人がマイペースに吹きまくっているという感じにもなりますけど。

 

Friendly Fire/Joe Lovano(Ts, Ss, Fl), Greg Osby(As, Ss)(Blue Note)(輸入盤) - Recorded December 15 and 16, 1998. Jason Moran(P), Cameron Brown(B), Idris Muhammad(Ds) - 1. Geo J Lo 2. The Wild East 3. Serene 4. Broad Way Blues 5. Monk's Mood 6. Idris 7. Truth Be Told 8. Silenos 9. Alexander The Great

(99/12/21)どちらかと いうとフワフワした旋律のジョー・ロヴァーノと、旋律転換奏法のグレッグ・オズビーがかっぷりと組んだアルバム。けっこう硬派にせめていて、アプローチは違っていても2人のフレーズに歩みよりが見られ、近いものを感じます。ただ、ハードに攻めている割には聴いた印象はやや内面にこもる感じ。有名な曲 (エリック・ドルフィー、オーネット・コールマン、セロニアス・モンク作)も中ほどに3曲ありますが、テーマが終わると彼らのペースに巻き込まれてしまいます。ただし、ドラムとベースはオーソドックスか。 オズビーとロバーノがそれぞれ3曲ずつ作曲しています。好みとしてはオズビーの曲の方ですが、 ロバーノもなかなか良いです。オリジナルはある意味で分かりにくい曲が多いかも。

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