Scoop/Cornelius Claudio Kreusch & Black Mud Sound
グレッグ・オズビーのサイド参加作。なかなかかっこいいワールド&ポップサウンドになっていますが、今だったらこういうアルバムは買わなかったろうなあとも思います。ACTレーベルから出ていて、しかもオズビー参加なので手を出したのだと思います。まあ、当時は今よりもCDをたくさん買っていましたし、こういうアルバムが国内盤で出ていた時代ですからね。サリフ・ケイタやエリザベス・コントマノウとか、あとになって知った名前のヴォ―カリストもいますし。このゴチャマゼ具合はなかなか面白いと思います。ストリーミングで調べたけど、このアルバムはなかったけど、まだ他にいろいろアルバムが出てましたね。
Scoop/Cornelius Claudio Kreusch(P) & Black Mud Sound(Act) - Recorded December, 1996 - Novemver, 1997. Salif Keita(Vo), Elisabeth Kontomanon(Vo), Thomas Grimes(Vo), Fra-Fra Tribesmen(Vo), Richard Bona(Vo), Greg Osby(As), Bobby Watson(As), Ron Blake(Ts), Zaf Zapha(B), Cyril Atef(Ds, Per, Vo), Anthony Cox(B), Terri Lyne Carrington(Ds, Vo), James Jenus(B), Will Calhoun(Ds, Per), Johannes Tonio Kreusch(G), Camille Gainer - 1. Niles 2. Yarum 3. Salif 4. Scoop 5. Imbao 6. Pulse 7. Faith 8. Feel! 9. Wocai 10. Flame 11. Nomad 12. Jafro
参加メンバーが豪華で、カッコ良いファンクあるいはワールド、またはポップサウンド。いろいろな傾向の曲(ゴチャマゼ?)がありますが、全曲コーネリアス・C・クロイシュのオリジナルまたは共作。そのトンガッたファンクはエネルギー感が高く、ピアノもシャープでセンスが良いフレーズを次々に繰り出していきます。ヴォーカルやラップが入る曲もあり、アフリカ出身のヴォーカリストの参加も何曲かあって、ファンクとアフリカンが混じったフレーバーが心地よい。3曲目など、サリフ・ケイタのヴォーカルがファンクをバックに強烈な印象を与えています。逆に5曲目のようなポップな曲も。そしてオーソドックスなピアノ・トリオで優しい8曲目もさりげなく。グレッグ・オズビーは1-2、6、9、11-12曲目に参加。(02年3月20日発売)
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