Intermission/Claudio Scolari Project
ブログ一段落後の最初の記事です。イタリアからのCD。英文で説明が入っているけど、ヨーロッパではすでにストリーミングが主流のようで、次いでダウンロード、そしてCDはBandcampから買える、となっています。ややラフな感じの、ある意味時々フリーに近づくファンクというのか、私はこういうサウンドはけっこう好きで、何度も聴いています。ここ5年間でも、5枚のCDを発表しているのでけっこうなペースだと思います。他のイタリアのミュージシャンも言っていたけど、まだCDの売り上げ割合が多い日本で聴いてもらうにはどうするか、というのが興味の焦点になることが多く、やはりそうなると、まずはストリーミングで聴いて、そしてアクションを起こすのが早いですね。
Intermission/Claudio Scolari(Ds, Synth Prog) Project(Principal Records)(輸入盤) - Recorded 2022. Daniele Cavalca(Ds, Live Synth, Rhodes, P), Simone Scolari(Tp), Michele Cavalca(B) - 1. Cannoli On Board 2. Croque Monsieur 3. Ice Glitter 4. Don't Look Back 5. Intermission 6. What How 7. Seven Four 8. Dawn Funk 9. Rainbow Mirror 10. Come With Me 11. Come With Me (Part 2) 12. Pullulation
(23/04/30)全曲Claudio ScolariとDaniele Cavalcaの作曲で、収録時間は何と76分。基本的にワンコードのファンクの曲が多く、それがタイトだったり、少し緩めにビートを刻んだりと、曲によって変わっていき、ファンク好きにはけっこういい塩梅の曲が並んでいます。ドラムスが2人(録音は多くは1人に聴こえる)と、その他の楽器の掛け持ちなので、多重録音の部分もあると思わせます。1曲目は少し緩く、2曲目はタイトに迫ってきますけど、2曲目には4ビート的になる部分もあって、ややラフなまとめ方は最近は聴かないので結構好きです。3、10曲目の静かなバラードもけっこう味があります。7拍子の7曲目が新機軸か。いつもよりアコースティックのピアノの出番が多い感じ。自由度が高く、フリー1歩手前になることも。
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