St. Louis Shoes/Greg Osby
グレッグ・オズビーのリーダー作でブログにアップしていないのはこれで最後になります。また、ミュージシャン別でブログにアップしていないアルバムもおおむね最後になり、3月15日のCDの大量処分前に仕込んだ最後のアップにもなります。前にお知らせしたとおり、アルバムコメントの毎日更新も最後になります。今までどうもありがとうございました。と言いつつ今後もまだ何か書くんだろうなあ、とは思っていますけど。
今日のアルバム、バックのミュージシャンはほぼメインストリーム系ですし、それとオズビーの旋律転換法の演奏とのギャップを楽しむのもいいかもしれません。ただ、一部でそういう極端な例はありますが、お互いに歩み寄る場面も見られ、独特ながらもそんなに曲の不自然さは感じられないとも思います。それにしても、彼のアルト・サックスの音色、なかなかいいなあ。
St. Louis Shoes/Greg Osby(As)(Blue Note)(US輸入盤) - Recorded January 22 and 23, 2003. Nicholas Payton(Tp. Flh), Harold O'Neal(P), Robert Hurst(B), Rodney Green(Ds) - 1. East St. Louis Toodle-Oo 2. Shaw Nuff 3. Light Blue 4. Whirlwind Soldier 5. Summertime 6. Milton On Ebony 7. The Single Petal Of A Rose 8. Bernie's Tune 9. St. Louis Blues
(03/06/14)カサンドラ・ウィルソン作のバラード(4曲目)やジャック・ディジョネット作の変拍子のテーマの曲(6曲目)もありますが、「セント・ルイス・ブルース」やディジー・ガレスピー&チャーリー・パーカー、セロニアス・モンクその他、懐かしい部類に入るスタンダードの曲なども料理しています。彼のオリジナルはなし。特に1曲目は、モダンジャズより前のサウンドにグレッグ・オズビー達の旋律転換法の変な(?)インプロヴィゼーションを乗っけて、特異かつカッコ良いサウンドに仕上げています。2、5曲目もテーマは変拍子が入って中間部は現代調。8-9曲目も、聴き進んでいくうちに何か変だぞ、と思うかも。そんな中で7曲目のバラードはテンポ無しながら安心路線。現代の曲は逆にオーソドックスなアプローチの印象。
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