Live At The Lighthouse/Elvin Jones
デイヴ・リーブマンのサイド参加作。ブルーノートのアルバムだけど、発売が’00年のを購入しています。録音時期も’72年だし、なかなかこのあたりは国内盤でCD化されなかったのかなと思います。もう一人のサックスがスティーヴ・グロスマンなので、ただ事ではないですね。長い曲が多いですけど、ライヴなので、迫力があります。私はエルヴィン・ジョーンズのアルバム、持っているのが少ないんですけど、もう1枚あるようです(探せませんでしたが)。このアルバムは1度聴いておいても損はないと思いますけど、今の入手可能性はどうなんでしょうね。まあ、ストリーミングでも聴けますが。
Live At The Lighthouse/Elvin Jones(Ds)(Blue Note) - Recorded September 9, 1972. David Liebman(Ss, Ts), Steve Grossman(Ts), Gene Peria(B) - 1. Introduction 2. Fancy Free 3. Sambra 4. The Children, Save The Children 5. Introduction/Happy Birthday 6. Sweet Mama 7. New Breed 8. My Ship
10分台の長尺の曲が多く、ライヴならではの迫力ある曲が多いです。ピアノレスなのでスペイシーで自由に飛翔するサックスという感じをもたらし、効果的。ルディ・ヴァン・ゲルダーのリマスタリングにもかかわらず音質はベースがあまり好きではありませんが、当時としてはこんなものかな、とも思います。それにしてもエルヴィンのドラムはパワフル。ドーンド・ドーンドとシンプルなリズムの上をバトルする2人のサックスの2曲目は21分もの大曲。ゴキゲンなテーマを持っていて楽しい3曲目、4ビートで押しまくって、ブルースっぽい感じの4曲目、ドラムソロがまた迫力の6曲目、不思議なメロディ感覚のテーマの7曲目もアドリブ部分に入るとゴリゴリと。そしてこのメンバーにしてはゆったりとしたバラードの8曲目で幕を閉じます。(00年10月25日発売)
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