Got The Keys To The Kingdom: Live At The Village Vanguard/Chris Potter
新譜が来たので、割り込みます。クリス・ポッターのエディション・レコードからのライヴ。以前のECM時代の演奏も良かったけど、やっぱりこういうあまりカッコつけないで、素のままの彼の音を聴く方が好きかな。トラディショナルとかフォークソングも目立っているけど、曲ごとに彼らしい演奏をしているので、割と引きこまれてしまいます。他にも目を引くような作曲者が多いアルバム、聴きどころはけっこうあると思います。このレーベルではコロナを経験しているので、1人多重録音のアルバムもありましたが、やっぱりミュージシャンが集まって演奏しているのがいいですね。メンバーも申し分ないですし。
Got The Keys To The Kingdom: Live At The Village Vanguard/Chris Potter(Ts)(Edition Records)(輸入盤) - Released 2023. Craig Taborn(P), Scott Colley(B), Marcus Gilmore(Ds) - 1. You Gotta Move 2. Nozani Na 3. Blood Count 4. Klactoveedsedstene 5. Olha Maria 6. Got The Keys To The Kingdon
(23/03/02)珍しくトラディショナルやフォークソングなどが目立ち、3曲目がビリー・ストレイホーン作、4曲目がチャーリー・パーカー作、5曲目がアントニオ・カルロス・ジョビン作。61分収録のライヴ。やっぱり素のクリス・ポッターという感じで、割とシンプルで気持ちが良い。8ビートで素直に攻めて盛り上がりもある1曲目がそのシンプルさが出ていてなかなか。それでいてポッターはじめ各パートも聴きごたえがある。2曲目もなんだか原初的な響きも混ざって、引きこまれてしまいます。3曲目は、繊細なバラードという感じで、静かに進んでいきます。やや今風にはなっているけど、ビバップ的な明るさを持つ4曲目、ボッサの曲とも取れるけど、自在に演奏しているような5曲目、トラディショナルなんだけど今のジャズの6曲目。
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