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2023/02/27

Romance With The Unseen/Don Byron

Donromance ドン・バイロンのリーダー作に戻ります。クァルテットでの演奏ですが、バックがビル・フリゼール、ドリュー・グレス、ジャック・ディジョネットとくれば、もう文句なしに聴いてみたくなるアルバムになってますね。たぶん、期待を裏切らないと思います。個人的にはフリゼールの全面参加がうれしいところ。彼のリーダー作と間違えそうなくらい出番は多いですし。このアルバムももう20年以上前の録音になるわけか。私たちも歳をとるはずです。バイロンのアルバムは1枚ごとに趣向を変えてますので、聴く人にとってみれば当たりはずれはあるのでしょうが、その分好みのアルバムはどこかにあるはずです。

 

Romance With The Unseen/Don Byron(Cl)(Blue Note) - Recorded January and March 1999. Bill Frisell(G), Drew Gress(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. A Mural From Two Perspectives 2. Sad Twilight 3. Bernhard Goetz, Kames Ramseur, And Me 4. I'll Follow The Sun 5. 'Lude 6. Homegoing 7. One Finger Snap 8. Basquiat 9. Perdido(Pegao) 10. Closer To Home

メンバーを見ただけで聴いてみたくなるアルバム。クラリネットだと軽くなりがちですがおそらく先入観は覆されます。ハードな曲もちらほら、メンバーが全開の曲も。1曲目は軽めのエリントンナンバーではじまりますが、ちょっとひとくせあります。2曲目は何となく哀愁を帯びたワルツ。こういう感じ、好きです。3曲目はハードに展開するスリリングな9分台の曲、4曲目はゆったりとビートルズの曲を軽めに。インタールード的な5曲目、変拍子で幻想的な11分台の6曲目、ハービー・ハンコックの曲ですが原曲がすぐ分からなかった7曲目、やはり幻想的な3拍子の8曲目、ビバップっぽくてやや明るい?9曲目。アグレッシヴでやはりひとひねり。ワンコードで7拍子の10曲目で、さりげなく終わります。(99年9月22日発売)

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