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2023/01/11

Universal Time/Joachim Kuhn

Joachimuniversal クリス・ポッターのサイド参加作。これも本来、ヨアヒム・キューンの時に取り上げるべきなのですが、何とホームページの彼のリーダー作のリストからもれていました。20年以上経って、慌ててホームページに追加。これまた今見るとメンバーがすごい。曲によって編成が変わるのですが、ポッターが出てくると、ここにふさわしい形での登場となります。この、ある程度構築されたフリー・ジャズ的なサウンドは好きですねえ。キューンを今でもアルバムを見つけると追いかけてしまいます。ただ、一般的には聴く人を選ぶアルバムになるのかも。こういうのがエマーシーから出ていたというのも、ある意味興味深いです。

 

Universal Time/Joachim Kuhn(P, As)(EmArcy)(輸入盤) - Recorded May 31 and June 1, 2001. Scott Colley(B), Horacio "El Negro" Hernandez(Ds), Michel Portal(As, Bcl), Chris Potter(Ts) - 1. Still In Thalys 2. The Night 3. Thoughts About My Mother 4. Begegnungen(Meetings) 5. August In Paris 6. Concorde 7. Monroe 8. Phrasen 9. The Freedom In There 10. Three Ways To One 11. Round Trip

(02/06/01)1-9曲目がヨアヒム・キューンのオリジナル。形式としてはフリー・ジャズに近い部分もあるのでしょうが、全体的にもっとカッチリと構築されたサウンドが発せられている感触。相変わらずスピーディーな部分ではピアノがバリバリ16分音符を連発していて、スリリング。それぞれの曲のテーマなどのメロディも印象的で、3曲目などは非常に美しいと思います。そして意外にポップ(?)な6曲目。曲によってミシェル・ポルタルやクリス・ポッターの参加もうれしいところ。緩急自在のホーンで、やはりサウンドの面白さを伝えています。2ホーンの曲もあります。10-11曲目がオーネット・コールマンの曲。アルバムの中では珍しく10曲目は外に発散する体育会系のフリー。けっこう親しみやすいと思いますが。

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