This Is What I Do/Sonny Rollins
ジャック・ディジョネットのサイド参加作をここで先に出します。なぜか拾いもれがあって、彼の特集をやった時に飛ばしてしまいました。相変わらずのソニー・ロリンズ節だし、ここまでくると、この時期どのアルバムを聴いてもこの調子なので、どれを選んでも同じような感じもしています。最近こそ新譜が少ないですけど、’00年あたりはまだけっこうアルバムを出していた時期ではなかったかな?メンバーもなかなかなメンツだし、ディジョネットは全曲には参加していないにしても、まあ、彼の参加していることは分かる雰囲気です。でも場面によってはそんなに目立たないかもなあ、とも思いますが。
This Is What I Do/Sonny Rollins(Ts)(Milestone) - Recorded May 8-9, and July 29, 2000. Clifton Anderson(Tb), Stephen Scott(P), Bob Cranshaw(B), Jack DeJohnette(Ds), Perry Wilson(Ds) - 1. Salvador 2. Sweet Leilani 3. Did You See Harold Vick? 5. A Nightingale Sang In Berkeley Square 5. Charles M. 6. The Moon Of Manakoora
相変わらず陽気なロリンズ節が聴けます。ここまで全曲が陽気だと言う事なしですが、緊張感のあるジャズとは対極にあるので、聴く人を選ぶのでは 、と思います。1曲目は熱帯的な印象のカリプソ(彼のトレードマークのおなじみのリズム)の曲で、まあ、ゴキゲン。2曲目はバラードで、これまた明るい曲。3曲目はエレキベースのフレーズが印象的なファンクっぽいノリなのですけれど、サックスが出るとやっぱりロリンズ節。サックスで朗々と歌い上げる4曲目はバラード。チャールズ・ミンガスに捧げられた曲と思われるこれまたバラードの5曲目。3拍子で、やっぱりバラードの6曲目。なかなか強気の構成です。この人、ずっとこれからもこのままだろうなあ。ジャック・ディジョネットの参加は1、2、4、6曲目。(00年11月22日発売)
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