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2023/01/05

The Sonic Language Of Myth/Steve Coleman & Five Elements

Stevethesonic スティーヴ・コールマンのリーダー作。ファイヴ・エレメンツ名義ですが、ちょっと性格が変わってきて、メンバーが増えたことと、曲によって入れ替わりがあります。もうこの時期になってくると変拍子ファンクというのが少し引っ込んで、もっと精神的なというか、思索的なサウンドが目立ってくるようになります。このアルバムは国内盤ですけど、もう売れ行きはかってほどにはなくなっていると思います。壮大な表現世界を手に入れた感じが聴いていてありますけど、その代わりに聴く人を選ぶサウンドになってきてしまった感じです。それでも我が道を行く彼は、当時は大好きなミュージシャンのひとりでしたけど。

 

The Sonic Language Of Myth/Steve Coleman(As) & Five Elements(RCA) - Released 1999. Anthony Tidd(B), Sean Rickman(Ds), Miguel "Anga" Diaz(Per), Rosangela Silvestre(Vo), Ravi Coltrane(Ts), Craig Handy(Ts), Ralph Alessi(Tp), Shane Endsley(Tp), Tim Albreight(Tb), Vijay Lyer(P), Robert Mitchell(P), Jason Moran(P), Stefon Harris(Vib), Regg Washington(B), Todd Reynolds(Vln), Mary Rowell(Vln), David Gold(Viola), Dorothy Lawson(Cello), Sara Parkins(Vln), Karen McVoy(Vo), Jeanne Ricks(Vo), Eugene Palmore(Vo), Erik Charlston(Vo) - 1. Precession 2. Maat 3. The Twelve Power 4. Gate 5. Seth 6. Ausar (Reincarnation) 7. Heru (Redemption)

ファイヴ・エレメンツ名義のアルバムですけれど比較的大編成で、曲ごとに演奏者の編成を変えています。より独自性の強い、シリアスな彼らだけの世界に入っていきますが、ちょっと思索的な部分も。1曲目はストリングスも加わって前作の路線を踏襲したような曲。2曲目はさらにヴォイスも加わって複雑かつ幻想的。4曲目はホーンだけのアンサンブル。5曲目はヴォーカル入りですが、前半部などミュージカルの(それもマニアックな)ナレーションを聴いている感じ。重厚なリズムの上にサウンドがのる6曲目、そして、一番ファイヴ・エレメンツらしい7曲目。編集上、それぞれの曲はつながっています。何にせよ、ジャズとして考えると重くてあまり聴きやすくないことは確か。こちら方面が好きな方向け。(99年7月23日発売)

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