Parallel Realities/Jack DeJohnette
ジャック・ディジョネットのリーダー作。というよりも大物の3人のうち、彼とパット・メセニーが曲を持ち寄って対等な感じで、プロデュースもこの2人なので、そこにハービー・ハンコックが参加している、という感じでしょうか。ベースは打ち込みというか、ベースシンセサイザーなのかな?これはけっこう有名なアルバムで、これをなぜか今までブログで取り上げてないんですよね。今でも古くないけど、これがもう30年以上昔の録音になっていることに驚きました。メロディアスだし、けっこう一般受けするようなアルバムの内容なので、当時は売れたんじゃないでしょうか。メンバーだけで聴いてみてもいいアルバム。
Parallel Realities/Jack DeJohnette(Ds)(MCA) - Recorded December 1988. Pat Metheny(G), Herbie Hancock(P) - 1. Jack In 2. Exotic Isles 3. Dancing 4. Nine Over Reggae 5. John McKee 6. Indigo Dreamscapes 7. Parallel Realities
大物3人によるアルバム。ベースは打込み。パット・メセニー(3、5、7曲目)とジャック・ディジョネット (1-2、6曲目)が半分ずつ (うち4曲目は共作)作曲。演奏は非常に緊密で、変則編成でも十分楽しめます。比較的ストレートでマイナーかつドラマチックなフュージョンになっていて、ソロも聴かせる1曲目、浮遊感のあるパステルカラーの2曲目、ベースシンセがなく、スピーディーでスリリングなソロが続いている3曲目、基本が9拍子(?)になっていて、ちょっと陰影の部分もあるレゲエの4曲目、 やや渋めのジャジーなカラーを持つ5曲目、美しいメロディを持っているフュージョンタッチの6曲目、揺らぎのあるテーマで、前半・ラストは不思議感覚でスペイシー、中盤戦はリズミカルに盛り上がる11分台のタイトル曲の7曲目。
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