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2022/12/07

Duster/The Gary Burton Quartet

Garyduster 次はゲイリー・バートンのリーダー作へ。この当時はまだ国内盤のあるものはそちらを買っていたことも多かったため、今日のような旧譜もその国内盤の発売日から、20年ほど前のカテゴリーになってしまうものもあります。この時期はけっこうジャズしていた時代のアルバムですね。彼のアルバムの知名度としては、割とある方なのに今になって聴き直しています。ピアノレスで、ラリー・コリエルがギターで入っているのがいいですね。今見ると、有名なメンバーばかりで、スティーヴ・スワロウもこの時期はアコースティック・ベースでした。でも、この時期のバートンの他のアルバムは、あまり聴き直さないかなあ、とも。

 

Duster/The Gary Burton(Vib) Quartet(RCA) - Recorded April, 1967. Larry Coryell(G), Steve Swallow(B), Roy Haynes(Ds) - 1. Ballet 2. Sweet Rain 3. Portumouth Figurations 4. General Mojo's Well Laid Plan 5. One, Two, 1-2-3-4 6. Sing Me Softly Of The Blues 7. Liturgy 8. Responce

8曲中マイク・ギブス作が3曲、スティーヴ・スワロウ作が2曲、自作が2曲(うち1作は共作)などの構成。意外にジャズしています。ただ、ラリー・コリエルのギターはロックにも近いし、当時としてはけっこう新鮮なサウンドだったかも。この時のベースはアコースティック。1曲目はやや元気の良い3拍子の曲。その後のECM的な彼の世界を連想させる静かなバラードの2曲目、ジャズしているのにやはり個性的なサウンドの3曲目、8ビートでスマートなジャズロックの雰囲気を伝える4曲目、ギターが過激なフレーズでせまってくるフリージャズにも近いような5曲目、カーラ・ブレイ作のしっとりとしたサウンドのバラードの6曲目、これもジャズロックになるノリが良く流れていく7曲目、ちょっと浮遊感のある落ち着いたバラードの8曲目。(04年2月25日発売)

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コメント

工藤さん,こんばんは。懐かしいアルバムですね。

と言いつつ,私がこのアルバムを初めて聞いたのは随分と後になってからのことでした。結構早い時期から廉価盤で出ていたと記憶していますが,遅ればせながら聞いた時にはへぇ~ってなったものでした。

「ジャズしていた時代」というのはまさにそういう感じだと思います。ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2014/10/gary-burtondust.html

>中年音楽狂さん

こんばんは。

たまたま、まだブログアップしていないアルバムの落穂拾いで、このアルバムが引っ掛かってきました。ゲイリー・バートンは’60年代の末近くにはジャズロックになってきたので、まだジャズしていた時期というのは珍しいかもしれません。この前にこの時期のコンピレーション的な編集アルバムは聴いたことがあったような気がします。

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