Gary Burton Quartet In Concert
ゲイリー・バートンのリーダー作。ブログをはじめる2か月ほど前のアルバムは、だいたいブログに取り上げているのですが、これは再発盤だったので、そのままになっていたと思われます。この時期の彼のアルバムは。さらに遅れて’10年代あたりに国内盤化されたものも多く、’60年代の彼のアルバムは、私はあまり積極的に輸入盤まで手を出していなかったようです。昨日のアルバムと比べて、ドラマーだけは変わっているけど、十分にアピールできたジャズだったろうなあ、と思うコンサートではあります。曲によって濃淡はありますけど、新しいサウンドを取り入れた曲もあるので。この時期、多作だったんですね。リーダー作は追い切れてないとは思いますが。
Gary Burton(Vib) Quartet In Concert(RCA) - Recorded Fabruary 23, 1968. Larry Coryell(G), Steve Swallow(B), Bob Moses(Ds) - 1. Blue Comedy 2. The Sunset Bells 3. Lines 4. Walter L. 5. Wrong Is Right 6. Dreams 7. I Want You 8. One, Two, 1-2-3-4
ライヴ盤で、ゲイリー・バートンの曲ないしは合作は全8曲中4曲。ラリー・コリエルの曲もやや多め。曲によっては、当時としては新しいサウンドだったのでは。その中では意外にオーソドックスな4ビートのブルースで攻めているマイク・ギブス作の1曲目、バートンらしい少し冷めた温度感の静かなバラードの2曲目、ヴァイブラホンとギターとのデュオで、速めのパッセージも息の合っている3曲目、カントリー的だったりブルース(ロック)的だったりするギターがなかなか面白いノリの良い4曲目、これまたメロディアスでややテンポの速い5曲目、バートンのソロが静かに展開する6曲目、何とボブ・ディラン作の曲をベースでテーマを弾いています。8曲目は「ダスター」でも演奏された合作で、けっこう自由に爆発している10分台の曲。(04年3月24日発売)
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