Polar AC/Freddie Hubbard
ジャック・ディジョネットの参加作になります。このアルバムでは1曲目のみの参加ではあるので、取り上げるのもどうかなあ、とも思うのですが、慣例に従ってやっていきます。この当時のCTIのアルバムはどれも豪華な布陣なので、聴いてみる価値はありますね。ただ、ちょっと時代を感じさせるサウンドになっていると感じる人もいることは確かですが。このアルバムも、例によって現物のCDを探せず、ストリーミングにもなかったので、記憶に頼るしかないんですけど、やや地味ながらも当時のCTIはけっこうお金がかかっていて、いいミュージシャンや豪華なストリングスなどを入れられたなあ、と思います。
Polar AC/Freddie Hubbard(Tp)(CTI) - Released 1975. Ron Carter(B), Jack DeJohnette(Ds), George Benson(G), Hubert Laws(Fl), George Cables(P), Lenny White(Ds), Airto(Per), Billy Cobham(Ds), Junior Cook(Ts), Strings, Woodwinds, Brass, etc. - 1. Polar AC 2. People Make The World Go Round 3. Betcha By Golly, Wow 4. Naturally 5. Son Of Sky Dive
CTIでの最終作。豪華な顔ぶれで、1-3曲目にはストリングスが、4曲目には木管とブラス・セクションが入って、これまたゴージャスなアレンジ。アレンジャーは1、4曲目がドン・セベスキー、2曲目がボブ・ジェームス。タイトル曲の1曲目が典型的ですが、分かりやすいメロディーに流れるストリングス、なぜかバタバタと聴こえるドラムス、ベースがこの時代を感じさせる作りになっています。ちょっと地味かなという印象も。2曲目はデヴィッド・マシューズ作のミディアムテンポでややゆるめのファンク。3曲目はクリフォード・ブラウン作のテンポがゆっくりめのメロディアスな曲。分かりやすいトランペットとジャズの4ビートで雰囲気が出ている4曲目、チック・コリア作でボッサのビートの5曲目。ジャック・ディジョネットは1曲目に参加。(03年6月18日発売)
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