Live At The Detroit Jazz Festival/Wayne Shorter/Terri Lyne Carrington/Leo Genovese/Esperanza Spalding
とりあえず、今年のベスト3を選ぶための新譜がドドッと来たのは今日まで。いちおう昨年12月から今年11月まで発売(または輸入盤は入手)されたCDが対象なので、まだ時間があることはあるけど、締め切りになります。今日のアルバム、エスペランサ・スポールディングのヴォーカルをどう評価するかで、好き嫌いが分かれて来るのではないかなあ、と思います。自分はあまり好みではないかなあ、というところ。演奏自体は、なかなかいいと思いますが。ライヴ自体は’17年のものなんですね。メンバーはいいけど、やはりウェイン・ショーターの演奏は彼のバンドで聴きたいなあ、という思いもありますね。こういう組み合わせもいいことはいいけど。さすがに彼が吹くと、全体が彼のサウンドになります。
Live At The Detroit Jazz Festival/Wayne Shorter(Ts, Ss)/Terri Lyne Carrington(Ds)/Leo Genovese(P, Key)/Esperanza Spalding(B, Vo)(Candid)(輸入盤) - Recorded 2017. - 1. Someplace Called "Where" 2. Endangered Species 3. Encontros E Despedidas 4. Drummers Song 5. Midnight In Carlottqa's Hair
(22/11/20)ウェイン・ショーター作が1-2、5曲目、ミルトン・ナシメント作が3曲目、ジェリ・アレン作が4曲目。55分収録のライヴ。エスペランサ・スポールディングのヴォーカルがいきなり出てくるので好みの問題もあるかとは思いますが、これだけのメンバーが集まるライヴもなかなかありません。自分はこの場でのヴォーカル出まくりはあまり好みではないですけど。1曲目は少し混沌としたジャズで、こういう方面も好きなのかどうかで評価が変わってくるのでは。2曲目は少しタイトにはなるけどワンコード的な8ビートの展開。ボトムがいいこともあるけど、ショーターが吹くと世界が変わるのも事実。気が付いてみれば、周りのメンバーはショーターの演奏に合わせてサウンドが組み立てられているのが、分かるかもしれない。
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