Extraction/Greg Howe, Victor Wooten, Dennis Chambers
デニス・チェンバースの参加作もこれで一応ひと区切り。それにしても今回取り上げたアルバムには連名のものが多かったですね。これもメンバーがすごいですし、迫力のある4人の演奏です。なぜかキーボードのクレジットだけトップに来てはいませんけど、知名度の問題かな。そん色はないんですけどね。これもCDの現物が見つからず、ストリーミングで。さっきCD棚を整理した時にあったような気がしたんだけど、再度探すとなるとうまくいかないですね。もう少し処分しないとかな、と思ってます。休みの日に連続して聴いているんで、ハードフュージョンのアルバムばかりで、けっこう疲れてきました。それでも好きなんですよねえ。
Extraction/Greg Howe(G, Key, Synth), Victor Wooten(B), Dennis Chambers(Ds)(Seven Seas) - Released 2004. Dave Cook(Key) - 1. Extraction 2. Tease 3. Crack It Way Open 4. Contigo 5. Proto Cosmos 6. A Delicacy 7. Lucky 7 8. Ease Up 9. Bird's Eye View
1曲目の頭から超絶技巧の嵐のハード・フュージョンが展開します。このキメ、リズム、フレーズ、もう何とかしてくれ、というような演奏が繰り広げられていて、ため息。気合い一発のハードな展開だけではなくて、内容は変化に富んでいて、聴きどころは満載です。2曲目はタイトでヘヴィー、かつ比較的ストレート。テーマでやや複雑なリズムに支えられて盛り上がる3曲目、ラテンタッチで渋さがあってカッコ良い、それでも盛り上がってしまう4曲目、ギターがこれでもかとほとばしっている5曲目、アコースティックギターのソロでメロディが素晴らしく、かつ超絶的な印象もある6曲目、ファンクですが、テーマ部分が7拍子の7曲目、やや渋めな部分もあるが結局はハードな8曲目、ラストにふさわしいドラマチックなハードフュージョンの9曲目。(04年1月21日発売)
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