Be-Bop!/Pasquale Grasso
7月発売のアルバムを少し遅れて入手しました。パット・メセニーが称賛するギタリストなので、今回注文の枚数合わせで買ってみたのですが、これがまたすごい。フル・アコのギターでこんなに速くメロディアスにパッセージを繰り出す人を、他ではなかなか思い出せません。まあ、ジャズ直球ど真ん中のアルバムなので、自分の興味とは少々ずれてきますけど、それでもすごいことはすごいです。ストリーミングでも聴けますが、他に国内盤が2枚出ていたので、思わず注文してしまいました。本当にすごいすごいの連発で、うまく表現できないのですが、どういうジャズを演奏しているかは、一度聴いてみてください。
Be-Bop!/Pasquale Grasso(G)(Master Works)(輸入盤) - Released 2022. Ari Roland(B), Keith Balla(Ds), Samara Joy(Vo on 5) - 1. A Night In Tunisia 2. Be-Bop 3. Ruby, My Dear 4. Shaw 'Nuff 5. I'm In A Mess (Feat. Samara Joy) 6. Cheryl 7. Ornithology 8. Quasimode 9. Lament Della Campagnia 10. Goroovin' High
(22/11/20)ビバップ集で、9曲目のみPasquare Grassoの作曲。収録時間は43分。ディジー・ガレスピーとチャーリー・パーカーの曲が多め。アップテンポの曲では機関銃のように次から次へと速いパッセージを繰り出すギターが魅力で、フル・アコのギターでは他にこのスピードで弾ける人はほとんどいないんじゃないかと思えるくらいすごいです。テンポのやや遅めな3曲目でもギターは歌っているし、速くても技術の方もともかく、やっぱり歌っています。他のアルバムでソロ・ギターのものが多いのも納得です。人の好みはいろいろあれど、このギターのテクは誰しもが認めなければならないんじゃないかなあと思います。いやあ、それにしてもすごいスピードでフレーズを片っ端から弾いていきます。世界は広いなあと思います。
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