Sacred Thread/Charles Lloyd Trios
新譜が立て続けに来ていて、ここからは別に届いた新譜です。普段なら急がないのだけど、今年のベスト3選出のためにジャズだけは急いで聴いています。ところでこのアルバムは3部作の3作目なのですが、今までCharles Lloyd Triosのところを、Trioと書いてしまって、先ほど直したところです。確かに3部作でメンバーが違うのでトリオズにはなりますね。個人的にはビル・フリゼールにトーマス・モーガンが加わった1枚目が好きかなあ、とも思いますけど、この3枚目のエキゾチックさもなかなか捨てがたいですね。少々地味な演奏ではあるけれども、タブラの魅力、十分にあります。う~ん、迷うなあ。
Sacred Thread/Charles Lloyd(Ts, Afl, Tarogato, Maracas) Trios(Blue Note)(輸入盤) - Released 2022. Zakir Hussain(Tabla, Per, Vo), Julian Lage(G) - 1. Desolation Sound 2. Guman 3. Nachekita's Lament 4. Saraswati 5. Kuti 6. Tales Of Rumi 7. The Blessing
(22/11/18)1、3、6-7曲目がチャールス・ロイド作曲、2、4-5曲目がザキール・フセイン作曲。収録時間は38分。各曲は収録時間の関係か、コンパクトにまとまっています。ザキール色満載のエキゾチックで民族音楽的な要素が強いですが、静かな場面も多いので、そんなに異色なインパクトが強いというわけではありません。むしろ少々地味かなあ、という印象も。ヴォーカルがなぜか心にしみますね。そこをひっそりとジュリアン・レイジがサポートしています。もういぶし銀の世界というか、昔はECMならあったかなあ、という組み合わせがなぜか懐かしいです。このシリーズのアルバムは3種出ていますが、渋いインパクトの点ではこのアルバムかなあ、と思います。ライヴではつながっていた演奏に、曲名をつけたものか。
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