Standards From Film/Mike Moreno
Criss Crossレーベルからの新譜です。ゆっくりと再起動して、最近少しペースが上がってきたかなと思えるのでちょっとうれしいです。1001-1400番までは最近処分してしまったけど、だいたいはストリーミングで聴けるし、これからもCDで買っていくつもりです。さて、マイク・モレノの新作は、映画音楽からのスタンダード集です。内容が凝っていて、映画のセリフなども時々入っていたり、けっこう考えていますね。ただ、セリフはジャマだと感じる人もいるかもしれない。基本的には懐かしさも感じてますが、テクニック的には新しめのところもあって、そういう点でも飽きさせないと思います。なかなかいい感じ。このレーベル初めてのペラジャケですが、少々寂しい気も。
Standards From Film/Mike Moreno(G)(Criss Cross 1410)(輸入盤) - Recorded December 22, 2021. Matt Brewer(B), Sullivan Fortner(P), Obed Calvaire(Ds) - 1. Beautiful Love 2. You Stepped Out Of A Dream 3. There Will Never Be Another You 4. Stella By Starlight 5. Laura 6. I Fall In Love Too Easily 7. On Green Dolphin Street 8. My Foolish Heart 9. Invitation 10. Days Of Wine And Roses
(22/11/17)タイトルの通り、映画のスタンダードを集めたもの。1曲目の出だしで、映画のセリフが出てきてからのアコースティック・ギター1本での演奏でしたが、2曲目は今っぽいクァルテットでの演奏になっていたり、3曲目はギターのアコとエレキの多重録音もあったりと。その場の雰囲気に合わせて多彩な流れになっています。収録時間は66分。元の映画は’32年から’62年で主に’40-50年代のまさにスタンダードの時代のものが多くて、しかもジャズでおなじみの曲も多く、懐かしさもあります。途中で少しセリフが出たりする演出も。基調としては懐かしさのあるアレンジのゆったりした曲が多め。それでもドラムスやベースがワザを出してきたりしてますが。アレンジも工夫を凝らしていて、楽しんで通して聴けます。
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