CAB/Tony MacAlpine, Bunny Brunel, Dennis Chambers
デニス・チェンバースの参加作で、この時期かなりいろいろなアルバムに参加していて、まだけっこうブログアップしていないアルバムがありますね。この組み合わせのCABシリーズはこれと2、4(なぜか3がない)が出ていて、発売時期も固まっています。よくこれだけいろいろな組み合わせで聴かせられるな、と思うのですが、やっぱりこれは実力だと思います。ただ、このシリーズ、3枚を一気聴きするとけっこうお腹いっぱいになってしまうので、注意が必要かも。でもギターないしはキーボードと、ベース、ドラムスの編成(次から1人ずつ増えてくる)なので、ボトムの部分は露出度が高く、ソロも楽しみなので、気に入っています。どっちかというとロックに近いかな。
CAB/Tony MacAlpine(G, Key), Bunny Brunel(B, Synth, Key), Dennis Chambers(Ds)(Tone Center) - Released 2000. - 1. Night Splash 2. CAB 3. So There Is Love 4. Just Perfect 5. One For Stern 6. The Watcher 7. Atamanashi 8. Boogie Me 9. Elastic Man 10. Bernard
なかなかスゴいハード・フュージョン3人組の登場。曲はバニー・ブルネルが7曲、トニー・マカパインが3曲提供。テクニック(というよりも超絶テク)があるメンバーなので、3人の演奏とは思えないほどスピーディーなユニゾンテーマやキメ、アドリブがあって、けっこうパワフルなサウンドが展開しています。ギターはロック、ベースはフュージョン、ドラムスはファンクのイメージが強く、グループとしては強力で個性的なエネルギー。個人的にはやはりフレットレス・ベースが印象的。どの曲もさまざまなカラーがあって、変化に富んでいます。タイトル曲の2曲目はヘヴィーかつ落ち着いたファンクで、ギターが縦横無尽にフレーズを発しています。7曲目はバニー・ブルネルと渡辺香津美の共作。とにかく強力盤。(00年6月21日発売)
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