View With A Room/Julian Lage
とりあえず新譜は一段落するかと思ったら、期限より早く出荷されたものもあって、今年のベスト3を考えるにあたって早く聴かなければならないのがありますので、もう少し続くかな? ジュリアン・レイジのリーダー作って、調べたら他に聴いたことがなくて、サイド参加作で10枚ほど。なのであまり聴いたうちには入りませんけど、ここではビル・フリゼールに敬意を払って、彼に合わせたような曲調のものや奏法が目立つような気がしています。でも、演奏的にはけっこう好みなので、これはこれでなかなかいいと思います。ギター2本(3曲を除く)、ベース、ドラムスとシンプルな編成なのも、分かりやすくていいですね。
View With A Room/Julian Lage(G)(Blue Note)(輸入盤) - Released 2022. Bill Frisell(G), Jorge Roeder(B), Dave King(Ds) - 1. Tributary 2. Word For Word 3. Auditorium 4. Heart Is A Drum 5. Echo 6. Charvez 7. Temple Steps 8. Castle Park 9. Let Every Room Sing 10. Fairbanks
(22/11/17)5曲目のみJorge Roederとの共作で、他は全曲ジュリアン・レイジの作曲。収録時間は43分。ジュリアンはかなりのテクニシャンではなかったかと思うのだけど、ここでは、ビル・フリゼールに寄り添っているような曲であったり演奏だったりをしていて、なぜかフリゼールのアルバムのような気がするほど影響を受けているなあ、と思います。自分はフリゼールのファンなので、こういう演奏は大好きです。でも、一般的にはどうなのか、ちょっと知りたいような気もします。それでもジュリアンも冴えているギターのところもあって、ギター・ミュージックを聴いているという点ではけっこういいのでは。フリゼールがいない曲は2、4、8曲目。2人のギターを6曲目のように速いテンポで聴くのも気持ちいい。恐るべき柔軟性です。
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