CAB4/Tony MacAlpaine, Bunny Brunel, Brian Auger, Patrice Rushen, Dennis Chambers
デニス・チェンバースの参加作。なぜかCAB3がなくて4番目になっています。理由は分かりません。さらにメンバーが増えて参加メンバーは5人に。それだけ厚みが増してきてますけど、勢い的なものは、一貫性があると思います。でも、これだけ短期間で3枚もアルバムを出すとはね。ちょっと勢いがありすぎでしょ、という感じも。デニスは他のレコーディングもいろいろこなしていた時期なので、よくまあ時間があったなあと。それにしてもバニー・ブルネルのエレキベースのソロの部分もなかなか。これは続けて聴くと体力がいるなあ、と思うのですが、それでも聴いていて気分爽快、最高、という気持ちになってしまいます。まだまだ若い?
CAB4/Tony MacAlpaine(G, Key), Bunny Brunel(B, Key), Brian Auger(Key, Org), Patrice Rushen(P), Dennis Chambers(Ds)(Seven Seas) - Released 2003. - 1. Hold On 2. One For The Road 3. Shizuka 4. Tony Mac 5. Raymond 6. BB's Rhumba 7. Bass Ackward 8. Cloud 10 9. Alphonse 10. Jam & Toast 11. Dede
リズム陣も強力なファンクアルバム。今回からパトリース・ラッシェンが加わって5人のメンバーでの演奏ですが、ギター、ベース、ドラムスの3人での演奏が3、6、8曲目、5人そろっての演奏が4、10曲目。他は4人での演奏。4、5、7曲目にはBernie Torelliのパーカッション・ループが加わって、いま流行りのような、それでいて手作業を感じさせるリズムの演奏。1曲目から速弾きユニゾンで攻めてきますが、攻撃一辺倒のハードな演奏ばかりだと思ったら、ミディアムのファンクもあったり、やや控え目な3曲目のような曲もあります。印象的な曲が多い。それにしてもメンバーそれぞれのソロでのテクニックもスゴいものがあります。とにかくメンバーで買ってしまったアルバム。 「CAB1-2」はあっても「CAB3」は出ていません。(03年2月26日発売)
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