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2022/10/27

Evgueni Galperine/Theory Of Becoming

2744ECMの新譜の2日目で一段落。今月はECMが多かった気がします。今日のはNew Seriesですけど、作曲者自らが、エレクトロニクスとサンプリングを使ってトラックを作り、そこに何曲かでゲストの参加があるという変わった現代音楽です。まあ、この歴史を見ても、電気楽器やコンピュータなどを使う音楽があったりしたので、そんなに驚かなくてもいいのかも。エフゲニー・ガルペリンは、ただECM以外でも他のアルバムを出しているようですけど、映画音楽とかの方面かな、ジャケットを見るとそんな感じのアルバムが目立ちますね。Wikiを見ても、映画音楽の方で主に活動していることが分かりました。現代音楽家という定義はちょっと違うかな、とも。

 

Evgueni Galperine(Electronics, Sampling)/Theory Of Becoming(ECM New Series 2744)(輸入盤) - Recorded 2020-2021. Sergei Nakariakov(Tp on 2, 6, 8), Sebastien Hurtaud(Cello on 1), Maria Vasyukova(Voice on 9) - 1. THis Town Will Burn Before Dawn 2. Cold Front 3. Oumuamua, Space Wanderings 4. Soudain, Le Vide 5. Kaddish 6. The Wheel Has Come Full Circle 7. La Lettre D'un Disparu 8. After The Storm 9. Don't Tell 10. Loplop Im Wald

(22/10/24)Evgueni Galperineはロシア生まれで現在パリ在住の現代音楽家。収録時間は43分。彼自身エレクトロニクスやサンプリングを演奏していて、現代音楽ではあるも、実験音楽、アンビエント系に近いサウンドを出しています。そこに何曲かでゲストの演奏者が加わって幅を広げている感じ。ここまでくると作曲という観点からどうなのよ、と思いますけど、ボーダーレスなECMだからこそ発表できるいろいろな陰影を交えた世界。

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