The Heart Of Things/John McLaughlin
デニス・チェンバースのサイド参加作がもう少し続きます。さすがにこれもこのメンバーだとパワフルだし、ハードなフュージョンになっています。ただ、今聴くとそう極端にハードではなかったなあと。他にもいろいろ参加していますけど、とりあえずまだブログにアップしていないものとなると、限定されてきますね。ジョン・マクラフリンのカッコいい新グループ。この頃にはあまり出なくなったゲイリー・トーマスが参加していますが、やっぱり独特の味があってグループとしてはいいんじゃないでしょうか。本当はこれはブログアップされているはずだったんですがゲイリー自身のアップがブログ以前だったのでもれていました。収録時間は47分。このグループで続いて欲しかったですが、あとは次に紹介するライヴのみになってます。
The Heart Of Things/John McLaughlin(G)(Verve) - Released 1997. Gary Thomas(Ts, Ss, Fl), Jim Beard(P, Synth), Mathew Garrison(B), Dennis Chambers(Ds), Victor Williams(Per), Jean-Paul Celea(B) - 1. Acid Jazz 2. Seven Sisters 3. Mr. D.C. 4. Fallen Angels 5. Healing Hands 6. When Love Is Far Away
ジョン・マクラフリンの新しいバンド。全曲彼が作曲しています。独特なスリルあるサウンド。場面によってはこのメンバーならではの重量級のすごい音が出てきます。ドラムとベースの影響でしょう。ただ、スタジオ録音中心という事で、エネルギーが少し抑えられている感じもします。1曲目はタイトルとはあまり関連性がない曲。ただし、後半の盛り上がりはスゴいです。2曲目はメロディアスなテーマではじまりますが、まさに変幻自在の10分の曲。盛り上がったり静かだったり。3曲目は、これでもか、のハイパワーで弾きまくり叩きまくり。スローテンポでエキゾチックな4曲目、メカニカルなフレーズのファンクの5曲目と続きます。そして6曲目のみライヴで、生ギターとシンセサイザーによる静かな、心に染み入る曲。
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