Come Dream With Me/Jane Monheit
マイケル・ブレッカーの参加作を飛び飛びに。彼は参加作は異常に多いのですが、その分持ってないアルバムも多かったり、すでにブログアップしているアルバムコメントが多かったりして、残りは何枚もありません。今日のアルバムはゴールドディスクで、もうずっと昔に処分してしまったと思いましたが、ストリーミングで聴けたので、再び聴いています。さすがゴールドディスクになりそうな有名な曲が並んでいて、しかもメンバーも超豪華で、しっとりと歌い上げています。普段はあまりこういうアルバムは聴かないのですが、久しぶりに聴くと、けっこうハマりそうな感じがあります。そういう意味では広く受け入れられるかと。
Come Dream With Me/Jane Monheit(Vo)(Victor) - Recorded January 18-20 and February 27-28, 2001. Kenny Baron(P), Richard Bona(G, B), Michael Brecker(Sax), Tom Harrell(Tp), Gregory Hutchinson(Ds), Christian McBride(B) - 1. Over The Rainbow 2. Hit The Road To Dreamland 3. Spring Can Really Hang You Up The Most 4. Waters Of March 5. I'm Through With Love 6. I'll Be Seeing You 7. Something To Live For 8. So Many Stars 9. If 10. Blame It On My Youth 11. A Case Of You 12. Nobody Else But Me
若いゆえに素直だけれど何となくしっとり感のあるヴォーカルアルバム。メンバーもスゴいのですが、派手な見せ場をあまり作らずにじっくりと共演しています。メロディアスな曲が並んでいて、これだけでもけっこう得点は高そう。1曲目はヴォーカルだけではじまって、徐々に他の楽器が加わり寄り添うような伴奏。じっくりと聴きたいバラードの3、10曲目。ピアノの演奏が良い感じでマッチする5曲目、ドラムスのマレット使いが妙にエキゾチックな6、8曲目、メロディが心に迫ってくる7曲目。これに対しスキャットが入って比較的ジャズっぽい2曲目、ジョビン作のゴキゲン度が高い4曲目がアルバムに彩りを添えています。フレットレス・ベースが印象的な9、11曲目は個人的には好み。マイケル・ブレッカーは6、8、12曲目に参加。(01年5月9日発売)
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