Watching the Snow/Michael Franks
マイケル・フランクスのクリスマス・アルバム。前回のアルバムが移籍アルバムだと思ったら、またコロンビアからアルバムを出していますね。まあ、クリスマス・アルバムは、特に欧米の人は好きだから、1枚ぐらいは欲しいところ。でも全曲オリジナルでやっているというのも珍しいですね。彼のシンガーソングライターのプライドがそうさせたのか、どうか。マイペースに歌ってますが、それでもクリスマスの雰囲気が、ややアコースティックなサウンドに乗せて聴こえてくるところはなかなかいいですね。リーダー作は、自分が把握してなかったのかどうか、この後今までに3作しか見当たらないので。落ち着いてしまったのでしょうか。
Watching the Snow/Michael Franks(Vo)(Columbia) - Released 2003. Jay Anderson(B), Jay Azzolina(G), Charles Blenzig(P, Key, Per), Cafe(Per), John Clark(French Horn), Chris Hunter(Sax, Fl), Billy Kilson(Ds), Romero Lumambo(G), Veronica Nunn(Vo), Alex (Sasha) Sipiagin(Tp, Flh) - 1. The Way We Celebrate New Year's 2. Watching The Snow 3. Christmas In Kyoto 4. My Present 5. I Bought You A Plastic Star (Fot Your Aluminum Tree) 6. Said The Snowflake 7. The Kiss 8. When The Snowman Sings 9. Island Christmas 10. My Present (Reprise)
マイケル・フランクスのクリスマス・アルバム。曲の題材はクリスマスや冬にとっているものの、何と全曲彼のオリジナルというところがうれしいところ。しかも、曲が全体的にけっこうジャジーだったり、1、9曲目のようにボッサもあったりと、比較的アコースティックにホンワカとせまってきます。ヴォーカルは相変わらずですが、そこがまた良い感じ。今回はミュージシャンの編成はシンプル。4曲目のようなポップスのバラードのような曲も何気ないジャズの香りが漂ってきます。5曲目はクリスマスサウンドとジャズのうまい取り合わせ。7曲目のようにしっとりとした曲も彼らしい優しさが。9曲目はヴェロニカ・ナン(Vo)との共演のボッサの曲。10曲目は4曲目の静かな別テイク。やや地味ながらじっくり何度も聴きたいアルバム。(03年10月29日発売)
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