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2022/10/29

Let The Juice Loose/Bill Evans Group Live At Blue Note Tokyo

Billlettheloo デニス・チェンバースのサイド参加作に入っていきます。そろそろCD処分を考えている時期なので、まだブログアップしていないものはなるべく避けて選別しなければならないけど、どこまでできるか。そして、今回のビル・エヴァンスはサックスの方で、さすがにこのメンバーがすごいので、けっこうタイトにフュージョンというかファンクの演奏をしていますね。気分爽快。収録時間も73分とけっこう長めなので、お腹いっぱいになります。もう30年以上前とはいえ、機会があればこういうパワフルなライヴに足を運んでみたかったです。エヴァンス個人としてはあまり追いかけていなかったけど、手持ちの参加アルバムは多いと思います。

 

Let The Juice Loose/Bill Evans(Ss, Ts) Group Live At Blue Note Tokyo(Jazz City) - Recorded September 9, 1989. Chuck Loeb(G), Jim Beard(Key), Darryl Jones(B), Dennis Chambers(Ds) - 1. Let The Juice Loose 2. Hobo 3. My Favorite Little Sailboat 4. Let's Pretend 5. In The Hat 6. Ginza 7. The Wait 8. Kwitchur Baliakin

ブルーノート東京でのライヴ録音。このメンバー、このリズム隊ならではの超強力なファンク・アルバムとなりました。全曲ビル・エヴァンスかメンバーのオリジナル。1曲目はこれでもかと言わんばかりの演奏が繰り広げられます。そしてけっこう渋めな2曲目、タイトなリズムが気持ちよく、徐々に盛り上がっていく3曲目、静かに展開していく4曲目、盛り上がった部分が異様に強力な5曲目、サックスがブロウするこれぞファンクといった6曲目、ドラマチックな展開のファンクの7曲目。4、8曲目は前作「サマータイム」でも演奏されていたので、聴き比べると面白いかも。8曲目も4ビートジャズでなく、ファンクになってしまいました。やっぱりリズムが強力ですが、聴きやすさはあるので、体力はあまり消耗しないかも。(01年5月16日発売)

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コメント

工藤さん,こんにちは。懐かしいアルバムです。

このライブを聴くと,いつも燃えちゃうんですよねぇ。勢いが違います。メンツもいいですし,この激しさは今にして思えば貴重だと思います。この場にいたかったと思うのは私だけではないと思います。

古い記事で恐縮ですが,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2009/01/bill-evans-67e7.html

>中年音楽狂さん

こんばんは。
書き込みありがとうございます。

今日はこの先の、デニス・チェンバースの連名やグループのハード・フュージョンを聴き続けていたため、少々疲れています(笑)。それでも、このアルバムとしては、けっこうそのあたり元気だけどバランスが取れていて、なかなかいいのではと思います。今聴くと、その収録時間が、当時は長いのが多かったな、とは思いますが。

Jazz Cityレーベルはいいアルバムを多く残してくれてますよね。そんな中でもお気に入りの一枚です。

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