円安と輸入盤CDの価格
とうとう一時1ドル151円台になってしまい、円安も一体どこへ行くのやら、という感じになってきました。個人的には1ドル110円ぐらいが生活していくのにちょうどいいくらいで、130円になった時にちょっと安すぎるんじゃないか、と思ったものでしたが、その時も円がさらにどんどん下落していくとは思いもしませんでした。まあ、可能性はあったわけですけど。
最近までは輸入盤は主にHMVでまとめ買い、国内盤はAmazonで(配送料がないため)というパターンで、特にHMVでの輸入盤まとめ買いは安かったのでよく利用していました。ところが先週のはじめごろから、そのまとめ買いセールがなくなったのが4日間ほど。21日からまとめ買いセールが23日まで3枚セールが再開したけど、買える値段が一段高くなってます。その後もセールは中断(書いている27日時点)((28日追記)今日28日から11月3日まで3枚セールが復活した模様)。以前からCDの元値も少しずつ上がっていて、特に最近のアルバムは元値がグッと上がってますし。今まで新譜は2千円前後で1枚買えていたのが、ものによっては3千円近くするようになって、やっぱり円安の効果はきてますねえ、という感じです。これでは国内盤があるのはそっちを買った方が安いのが出るんじゃないかとも思えます。まあ、高いものは高い。もう5枚セールはないかな、と今日時点では、思ったりしています。
当然購入意欲にも影響していて、私の周りでは高ければ買わない、一番安いところを厳選して買う、枚数を絞る、ストリーミングに移行するなど、円安でCD業界にとってみれば良くないことばかり。円安が続けは大手通販でも立ちいかなくなる可能性はありますね。私も思いきり枚数を絞ることにしましたし。まさかこんな時期が来るとはね。実際、対ドルレートで1.5倍の価格になるので、理屈では合ってますが、小遣いは増えないのですよ。それどころか諸物価みんな値上げしているので、ますます厳しいです。
つい先日にCDをある程度処分しましたけど、これも今になってみると最良の策だったのかどうか(買取査定が出てきたので承認はしましたが)。古いのを持ち続けていて、ひたすらそれらを聴いていくのも、生活するうえでの防衛手段ではないかなあ、とも思えます。でも円安に対して、日本は金利を上げられずになすすべがないようで、まだ円安が進む可能性があります。CD集めも受難の時代になってきてますね。一度安いのを経験すると、高いものはなかなか受け入れられません。まあ、物事には二面性はあるけど、買う方が主な趣味なものだから。
(11月4日追記)今日夕方から、8日まで輸入盤5枚40%引きセール、復活しましたね。元値が上がっているとはいえ、他よりは安いので、今注文の差し替えをしているところです。
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