New York City Soundscape/Vinnie Cutro With Mike Stern
マイク・スターンのサイド参加作で、これも全体のうち4曲だけの参加ですが、わざわざ彼と演奏したとクレジットに入っているので、登場した場面のインパクトは高めです。ただ、これもCDがブログアップ当日まで見つからなかったので、記憶を頼りのアップになります。こういう参加の仕方は当時は多かったような気がしています。メンバーもあまり有名な人は出てきてませんが、音楽としてはカッコ良かった記憶があります。ただ、彼のアルバム、ストリーミングで検索しても、あと2つぐらいしか出てなかった(このアルバムはなかったでした)ので、あとは地方で活躍しているか、引退してしまったのでしょうか。
New York City Soundscape/Vinnie Cutro(Tp) With Mike Stern(G)(JAZZBANK/Five Spot) - Recorded August 17 and 18, 1999. Martin Wind(B), Victor Jones(Ds), Bob Ferrel(Tb), Mitch Schechter(P), Sarah Jane Cion(P) - 1. Beyond All Limits 2. Aberration 3. On The Road 4. In A Sentimental Mood 5. Inside Out 6. Inception 7. Real Deal 8. Moody's Mood For Love 9. May I Be Frank
ビニー・カトロのオリジナルは半分ほど。けっこう実力派で都会的。ウッディ・ショウ作の1曲目はいきなりアップテンポのシャープなピアノが前奏で切り込んできて、そのままカトロのトランペットも素早いフレーズで切りまくる感じのカッコ良い曲。ゆったりとしたミステリアスな雰囲気を持つ2曲目、最近のミュージカルが題材のややモーダルな3曲目、しっとりとはじまってスタンダードを徐々に盛り上げていくバラードの4曲目、ユニゾンのテーマがなかなかの、アップ・テンポの5曲目、淡色系の渋さのある8ビートの6曲目、イキなファンクで、ソロもアピールする7曲目、スタンダードでメロディアスなトランペットを聴かせてくれる8曲目、キメも多く、4ビートジャズしていて気持ちが良い9曲目。マイク・スターンは2、5-7曲目に参加。(01年10月24日発売)
« Heiner Goebbels/A House Of Call/My Imaginary Notebook | トップページ | The Color Of Love/Kevyn Lettau »
「音楽」カテゴリの記事
- ア・ラブサム・シング/カート・ローゼンウィンケル、ジェリ・アレン(2023.12.07)
- Most Peculiar/Lage Lund Quartet(2023.12.06)
- Strands - Live At The Danish Radio Concert Hall/Palle Mikkelborg/Jakob Bro/Marilyn Mazur(2023.12.05)
- Zartir/The Gurdjieff Ensemble/Levon Eskenian(2023.12.04)
「ジャズ」カテゴリの記事
- ア・ラブサム・シング/カート・ローゼンウィンケル、ジェリ・アレン(2023.12.07)
- Most Peculiar/Lage Lund Quartet(2023.12.06)
- Strands - Live At The Danish Radio Concert Hall/Palle Mikkelborg/Jakob Bro/Marilyn Mazur(2023.12.05)
- Zartir/The Gurdjieff Ensemble/Levon Eskenian(2023.12.04)
- 2023年私的ジャズベスト3(2023.11.24)
« Heiner Goebbels/A House Of Call/My Imaginary Notebook | トップページ | The Color Of Love/Kevyn Lettau »
コメント