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2022/09/24

These Times/Mike Stern

Miketheseti マイク・スターンのリーダー作はここまで。このアルバムは前作に引き続きの内容の部分も多めで、そこからさらに変わっていく途中のアルバムという感じがしました。ここでもリチャード・ボナが参加していることが多いし、前作に登場していたメンバーもいますし。入れ替わり立ち替わりメンバーが替わるので、それも楽しいと言えば楽しいし。しかもメンバーがそれぞれに豪華。スターンに関しては、なかなか書くのが難しいのですが、彼本来の味を出しつつ、このあたりで少し旋回して行っている、というような気持ちもあります。と、よくライナー見たらここでドイツのESCレコードに移籍しているんですね。

 

These Times/Mike Stern(G)(Victor) - Recorded January 25-27, and May 28, 2003. Kenny Garrett(Ss, As), Arto Tuncboyaciyan(Per), Jim Beard(P, Synth), Vinnie Colauta(Ds), Elizabeth Kontomatou(Vo), Richard Bona(B, Vo, Per), Bela Flech(Banjo), Bob Franceschini(Ts), Will Lee(B), Bob Malach(Ts), Victor Wooten(B), Dennis Chambers(Ds), Don Alias(Per), Joe Herington(G) - 1. Chatter 2. Silver Lining 3. I Know You 4. Mirage 5. If Only 6. Street Rhyme 7. Avenue B 8. Remember (For Bob Berg) 9. These Times 10. What You Believe 11. Last One Down

全曲マイク・スターンの作曲ないしは共作。曲によってミュージシャンが交代で参加しています。スマートなワールドっぽいヴォーカル曲が目立っているのも前作に引き続きの特徴。曲調もいつものマイク・スターンのウネウネ調(1曲目)から、ワールド色の強いものなどけっこう多様で、ベーシストやヴォーカルなどでリチャード・ボナが参加している2-3、5、10曲目あたりは、ヴォーカルも聴きどころ。他はウィル・リーとヴィクター・ウッテンが適材適所で参加しているのが興味深いところ。渋めの7曲目のあと、デニス・チェンバースはスピーディーなボブ・バーグに捧げた8曲目に参加して、好サポートをしています。タイトル曲の9曲目の渋い(後半ソロが盛り上がりますが)あたり、円熟してきた、ということでしょうか。(03年9月13日発売)

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