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2022/09/06

Paul Giger/Ars Moriendi

2756 今日はECM New Seriesの新譜。Paul Gigerの曲は、バッハの作品と画家ジョバンニ・セガンティーニの作品、スイスの民族伝承にインスピレーションを得たとネットには書いてあるようなんですけど、現代音楽にしては分かりやすい音楽のために、比較的スッと入っていけるような気がしています。特に最初の方の曲では、エレクトロニクスを使っているような効果音(?)が入っているため、興味深かったでした。それ以外にも曲によってメンバーが替わり、そのあたりもあって変化に富んだアルバムに仕上がっていると思います。ジャケ裏のクレジットは少し不完全かな。聴きやすいアルバム。

 

Paul Giger(Vln, Violino D'amore)/Ars Moriendi(ECM New Series 2756)(輸入盤) - Recorded January 2015 and 2021. Marie-Louise Dahler(Cembalo, Truhenorgel), Pudi Lehmann(Per), Jurg Surber(B on 6), Franz Vitzthum(Counter Tenor on 7, 9), Carmina Quartet: Matthias Enderle(Vln), Susanne Frank(Vln), Wendy Champney(Viola), Stephan Gorner(Cello) - Paul Giger: 1. Guggisberglied 2. Agony I (Atmosphere) J.S. Bach: 3. Ich Ruf' Zu Dir Paul Giger: 4. Agony II J.S. Bach: 5. Largo Paul Giger: 6. Zauerli Mit Migrationshintergrund J.S. Bach: 7. Erbarme Dich Paul Giger: 8. Agony III (Die Bosen Mutter) 9. Altus Solo II

(22/09/04)スイスのヴァイオリニストで作曲家の曲と、バッハの曲が割と交互に出てくる新旧混合アルバム。収録時間は69分。Paul Gigerの曲は、何となくですが、エレクトロニクスの効果を使っているような音もあって、ECMの方とボーダーレスな感じがするのが面白い。そこにバッハの曲も挟まって、いかにもNew Seriesらしい進行が興味深いです。逆に言うとあまりクラシック(現代音楽)っぽくないような雰囲気。たぶん持ち込み音源。

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