Sweet Soul/Peter Erskine
マーク・ジョンソンのサイド参加作。とは言うものの、このピーター・アースキンのリーダー作はメンバーが超豪華で、追いかけているミュージシャンが多いので、どこで出てきてもおかしくないですね。むしろ今まで出てこなかった方が不思議なくらい。これはNovus-Jレーベルで、日本制作のアルバムなんですが、やはり資金が豊富にあった時代のアルバムという感じがします。今やっているホームページのみにあるアルバム(主に’99年から04年5月まで)を追いかけていて楽しいのは、この点も理由のひとつです。これはストリーミングにもありますし、本格的なジャズもあるけど、聴きやすい曲もあるので、もっと昔に聴き込むべきでした。今日で、今の時点の数だけどブログ5,700エントリー目です。
Sweet Soul/Peter Erskine(Ds)(Novus-J) - Recorded March 1991. Kenny Warner(P), Marc Johnson(B), Joe Lovano(Ts), Bob Mintzer(Ts), Randy Brecker(Tp), John Scofield(G) - 1. Touch Her Soft Lips And Part 2. Press Enter 3. Sweet Soul 4. To Be Or Not To Be 5. Ambivalence 6. Angels And Devils 7. Speak Low 8. Scolastic 9. Distant Blossom 10. But Is It Art? 11. In Your Own Sweet Way
メンバーだけ見てもすごいメンバーです。日本制作の、フュージョンではなくジャズの要素が強いアルバム。オリジナル比率は高めで、ピーター・アースキン作は3曲、ケニー・ワーナー作が2曲。他にヴィンス・メンドゥーサ作が3曲あって、不思議な雰囲気で目立ちます。1曲目は意外にソフトなバラードからはじまります。3曲目のタイトル曲はECMのベース・ディザイアーズのアルバムの曲だったそうなのですが、アレンジの関係か、雰囲気が 全然違います。 ゆったりしていてユルい感じ、そして温かめのサウンド。スタンダードは2曲。このメンバーでジャズをやったら悪かろうはずがありません。マーク・ジョンソンは10曲目以外に、ジョン・スコフィールドは3-4、8曲目に、ランディ・ブレッカーは3-4曲目に参加。 (99年5月21日発売)
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