Zebra/Jack DeJohnette
旧譜聴きを続けてきて、ブログアップ前の時期に、けっこう多くのレーベル別のアルバムコメントを直していることに気が付きました。ECM(Japo)、Criss Cross、JMT(Bamboo)レーベルなどはすでにアップ済みですけど、もっと手持ちの少ないレーベルがまだなんです。このトランスハートレーベルも、お気に入りのミュージシャンが多いのに、アップされてなかったです。再発されたときにラインナップが変わってしまい、コンプリートではないですし。レーベルによっては処分をしてしまったものも多くあるため、それらはどうしようか思案中でもあります。このアルバム、思索的ではありますけど、ECMにも通じる部分もあって、けっこう好きなんですよね。ドラムスやパーカッションのように聴こえても、クレジットはシンセサイザーのみ。というわけで、しばらくレーベル別のアップをしていこうかと。
Zebra/Jack DeJohnette(Synth)(Transheart) - Recorded May 8-10, 1985. Lester Bowie(Tp) - 1. Ntoro 2. Jongo 3. Kpletso 4. Aho 5. Ntoro 2
アルファ・レコードから出ていたものの再発で、写真家の内藤忠行氏のビデオ作品用に作成された音楽。曲は全曲ジャック・ディジョネットによるオリジナル。シンセサイザーのメロディと打ち込みのドラム・パーカッションが、アフリカの草原のイメージで迫ってきます。とりわけリズムのパターンが際立っています。そこに1、3、5曲目でかぶさるレスター・ボウイのトランペットも雰囲気が出ていてなかなか映像的。哀愁を感じさせる1曲目、シンセサイザーがアフリカを伝える2曲目、素朴な自然を伝える3曲目、タイトルのしまうまが走っているような4曲目、やはり哀愁路線の5曲目。音の創り方がちょっと時代を感じさせる部分もあるのですが、この表現力は素晴らしい。ジャズとは違う音楽かもしれませんけれど。
« Seasons Of Romance/Steve Kuhn | トップページ | Voices/Masahiko Togashi »
「音楽」カテゴリの記事
- Under The Surface/Julia Hulsmann Quartet(2025.02.06)
- Spindrift/Benjamin Lackner(2025.02.05)
- Prelude And Songs/Francois Couturier/Dominique Pifarely(2025.02.04)
- 標高1100メートル/藤井郷子 ゲン(2025.01.31)
- ホワット・ハプンド・ゼア/灰野敬二、田村夏樹(2025.01.30)
「ジャズ」カテゴリの記事
- Under The Surface/Julia Hulsmann Quartet(2025.02.06)
- Spindrift/Benjamin Lackner(2025.02.05)
- Prelude And Songs/Francois Couturier/Dominique Pifarely(2025.02.04)
- 標高1100メートル/藤井郷子 ゲン(2025.01.31)
- ホワット・ハプンド・ゼア/灰野敬二、田村夏樹(2025.01.30)
« Seasons Of Romance/Steve Kuhn | トップページ | Voices/Masahiko Togashi »
コメント