Tenderly/Bill Evans, Don Elliott
ビル・エヴァンスの競演作、参加作になりますが、これも落穂ひろい的ではあるものの、メンツ的には貴重かも。私家録音なので、音質はあまり良くないですけど、貴重ではあります。ストリーミングでも聴けますし、このあたりのCDを探すのは大変なので、ちょっとズルをしてしまいました(笑)。彼の音楽生活的にはかなり前のアルバムにはなるので、それでこの音質だったらまあいいかなあ、という印象もあります。当時はいろいろなところで競演・参加作がありましたし。これも国内盤でちゃんと発売されているんですね。エヴァンス人気というか、’01年前後あたりは発掘盤が多かった年でもありました。
Tenderly/Bill Evans(P), Don Elliott(Vib, Per)(Milestones) - Recorded 1956 and 1957. - 1. Tenderly 2. I'll Take Romance 3. Laura 4. Blues #1 5. I'll Know 6. Like Someone In Love 7. Love Letters 8. Thou Swell 9. Airegin 10. Everything Happens To Me 11. Blues #2 12. Stella By Starlight 13. Funkallero
私家録音で、会話も入っていたり、音質もあまり良くなかったりと、もともと発表するための録音でないことを承知の上で聴く必要があります。時々録音も気の向くままに途切れることなくあっちの曲へ行ったりこっちの曲へ行ったりしています。ドン・エリオットとの共演は1-4、11曲目で、あとはビル・エヴァンスのソロでの録音。この当時の彼のピアノは、他の録音ではもっとバップ色が強くゴリゴリした印象もありましたが、ここでは後年みられるような独自のリリシズムもけっこう感じられ、資料的には貴重な演奏かもしれません。 こういう演奏が世に出てくることも、ビル・エヴァンスの演奏を知る上では大切だとは思います。ただし、コンプリートを目指すようなビル・エヴァンスのファン向けに限定されるでしょう。(01年10月24日発売)
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