Summertime/Bill Evans
マーク・ジョンソンのサイド参加作で、リーダーはビル・エヴァンス、とは言うもののサックスの方。これもJazz Cityレーベルで、相変わらずメンバーがすごいですね。このレーベルの特徴として、全体的に洗練されていて(だからJazz Cityなのかも)、ジャズ系のアルバムもありますが、ジャズなんだけどフュージョンっぽい曲も混ざっているもの、このアルバムのようにジャズとフュージョンが混在しているアルバムもあります。リーダーは当時フュージョン系のアルバムが多かった気はしてます。それにしてもこのアルバム、聴いていて心地よいですね。せめてストリーミングで聴ければなあ、と思います。
Summertime/Bill Evans(Sax)(Jazz City) - Recorded February, 1989. Gil Goldstein(P), Chuck Loeb(G), Danny Gotlieb(Ds), Marc Johnson(B) - 1. Chatterton Falls 2. Let's Pretend 3. Melvin's Pond 4. My Ship 5. Summertime 6. Arthur Ave. 7. All Of You 8. These Dreams 9. Jitterbug Waltz 10. Red Scarf 11. Kwitchur Beliakin
ビル・エヴァンスのオリジナルが6曲、スタンダードなど他人の曲が5曲と、半々の選曲。ベースはアコースティック・ベースながらも、特にオリジナルではフュージョンっぽい曲調(ただし11曲目は純ジャズ)が特徴です。 ただ、以前はもっとフュージョンの世界にハマっていたので、全体的にこの頃の彼の演奏としてはジャズ寄りの演奏かなという印象を受けます。スタンダードについては、よりジャズっぽい感じですが、アレンジの仕方が曲によって個性的で、かつあまりしつこくなく、といったところ。チャック・ローブは相変わらずのマイペースなフュージョンっぽいギターを弾いています。サックスはメロディアスで、BGMにも良い感じかな、と思います。なぜか8曲目のようなポップスの曲が彼らしいかな、とも 思います。(01年5月16日発売)
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