My Shining Hour/Chuck Loeb
さて、ジョン・パティトゥッチのサイド参加作の方に行きます。ちょっと年代は前になりますが、私の入手したのは’02年発売の再発盤の方。チャック・ローブはあまり聴いたことが無かったのですが、その後、フォープレイでその演奏を堪能することになります。今聴いてみると、当時からなかなかいいギターを弾いていますね。追っかけしていなかったのが悔やまれます。ここではパティトゥッチとデイヴ・ウェックルのコンピがかなり効いていて、素晴らしいコンビネーションから繰り出される素晴らしいサウンド、ってことになります。曲によっていろいろとカラフルな音楽が出てきて、しかも聴きやすいのがいいですね。アルバムコメントは、当時は曲順羅列式になっていて、曲が多いとあまり良くないかもしれませんが。
My Shining Hour/Chuck Loeb(G)(Jazz City) - Recorded December, 1988. Makoto Ozone(P, Synth), John Patitucci(B), Dave Weckl(Ds), Pat Rebillot(P), Carmen Cuesta(Vo) - 1. The Chant 2. Asi Sera 3. My Shining Hour 4. If I Were A Bell 5. Maxine 6. Let All Notes Ring 7. Tarde 8. I Just Can't Stop Loving You 9. Brunet 10. My Funny Valentine
フュージョン系のギタリストという感じですがここではジャズの曲も演奏。ポップでメロディアスな印象なのでBGMにも良いかも。そして参加メンバーが強力です。洗練されたラテン系のノリの良い1曲目、都会的なヴォーカルの入っているセンスの良い2曲目、4ビートジャズでアップテンポながらも軽快にこなしているタイトル曲の3曲目、スタンダードにジャジーにせまる4曲目、渋めにメロディアスにキメるバラードの5曲目、爽やかな風が吹き込んでくるフュージョンの6曲目、ヴォーカル入りのボサノヴァでしっとりくる7曲目、ファンキーかつロックっぽくせまる8曲目、牧歌的に広がっていくバラードの9曲目、スローでじっくりと演奏しているスタンダードの10曲目。それぞれの曲がカラフルなサウンドです。(02年1月17日発売)
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