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2022/07/12

The Infinite/Dave Douglas

Davetheinfi ユリ・ケインの参加作で、何枚か紹介したいのがあったのですが、現物が見つからず、とりあえずデイヴ・ダグラスのこの1枚だけになってしまいました。デイヴ・ダグラスも追いかけていた時期があったのですが、多作家ゆえ、一時期にとどまっています。今回のアルバムはマイルス・デイヴィスに捧げられているとのことで、やはりこのメンバーでの演奏だとなかなかいいなあ、と思います。意識しているなあ、と思う箇所と、やっぱり彼ら流だなあ、と思う部分とあったりしますけど。今から彼をさかのぼって追いかけるのは枚数の上からも無理かなあ、とは思いますが、この時期はよく聴いていたものでした。

 

The Infinite/Dave Douglas(Tp)(Bluebird) - Recorded December 16-18, 2001. Chris Potter(Ts, Bcl), Uri Caine(Key), James Genus(B), Clarence Penn(Ds) - 1. Poses 2. The Infinite 3. Penelope 4. Crazy Games 5. Waverly 6. Yorke 7. Unison 8. Deluge 9. Argo

全9曲中6曲がオリジナル。マイルス・デイヴィスに捧げられているアルバムのようです。メンバーもなかなかスゴい顔ぶれ。1、7曲目だけを聴くと、これらはビョークその他の他人の曲で、マイルスのポップ路線を追いかけている感じもします。ただ、八面六臂のデイヴ・ダグラスのこと、マイルスを意識した演奏があったとしても、精神性は引き継ぎつつも、そのサウンドはやはり模倣ではなく、特にオリジナルは大部分が彼流の世界になっているような気がします。オリジナルは、独特の雰囲気を漂わせつつ、けっこうスリリング。懐かしいような今風のような、不思議なサウンド。ユリ・ケインのエレキ・ピアノがちょうど良いトンガリ具合で、全体を引き締めると同時に、彼自身個性的なフレーズを奏でています。(02年6月26日発売)

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