Bedrock/Uri Caine
ユリ・ケインのフュージョン/ファンク作。実は20年以上もタイトルのスペルを間違えていて、今回気が付いてやっと直したという次第。コピペではなくて、ジャケットからの手起こしで文字の打ち込みをやっているので、まだまだけっこうあるだろうなあ、と冷や汗。この時期、彼は3枚のアルバムのほぼ同時発売ということをやっていて、これはその1枚。曲によってはある時期のマイルスバンド(ホーン抜き)のようなハードなファンクという感じもして、久しぶりに聴いてみてもけっこうカッコ良い。収録時間は60分。それにしても彼は何でもできるなあ、という印象。それだけに扱うのは少々難しいところもあるのですけど。
Bedrock/Uri Caine(P)(Winter&Winter) - Recorded March 8, 2001. Tim Lefebvre(B), Zach Danziger(Ds, Additional Sounds), Pete Devenport(Vo), DJ Logic(Turntables), Jessie System(Vo) - 1. Our Hour 2. Nymphomania 3. Fang 4. Skins 5. Humphrey Pass My Way 6. Flagrant Fragrant 7. Toe Jam 8. Red Eye 9. Lobby Daze 10. J. Edgar Hoover In A Dress 11. Root Canal
(01/11/16)ピアノはフェンダー・ローズがメイン。基本的にはエレキベースとドラムスとのトリオに、何曲かにゲストが参加。ヴォイスは曲によって入っていて、今クラブシーンで流行りそうなサウンドの曲も。1、2曲目などは私が考えるところの渋めのファンクでカッコ良い。5曲目は途中からアコースティック・ピアノが入りますが、ファンク的という意味ではこれまた絶妙。8曲目はスペイシーなピアノとバックの音の喧騒が交錯。9曲目は普通のボッサの雰囲気から徐々に変化していきます。そしてジャズっぽい部分もある、雰囲気が目まぐるしく変わる11曲目。エレキ・ベースはエフェクターをかけまくりの曲とそうでない曲があり、私の好みはやや懐かしいファンクを感じる後者か。ハマる人はハマりそうなサウンド。(01年12月21日発売)
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