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2022/06/04

Tidal Wave/Masahiko Togashi, Richard Beirach

Togashitidal 富樫雅彦のCDも集めていた時期があって、ブログに全然取り上げていないアルバムがけっこうあります。これを今後どうしようか、迷うところですが、たまたま今回、1枚取り上げる機会がありました。先日のポール・ブレイとのアルバムも良かったですけど、リッチー・バイラークもフリーでも全然OKなピアニストなので、2人のあうんの呼吸というか、息もぴったりです。彼のアルバム、ストリーミングではあまり出てない(これもない)のが少々残念ですけど。長い時間も気にせずに、息をのむようなフリーというのは、なかなか出会えるものではないので、そちら方面が好きな方は聴いてみるといいかと思います。「カフナ」との2in1CDも持っていますが、苦闘の末、偶然見つけて、聴くことができました。ジャケ写はほぼ同じで黒枠がないです。

 

Tidal Wave/Masahiko Togashi(Per), Richard Beirach(P)(P.J.L.) - Recorded June 21, 1978. - 1. Essence 2. Tidal Wave

邦題「津波」。東京でのデュオのライヴ。曲は2曲で、それぞれが31分、16分と長尺なフリー・インプロヴィゼーション(1曲目はクレジットでは富樫の作曲)。2人ともクールでシャープな印象があって、その瞬間瞬間で構築されていく世界は見事。1曲目は静かな場面からはじまって、冷めた雰囲気を基調に場面場面でふつふつと情熱が地の底から湧き上がってくるような真剣勝負のやりとりを聴くことができます。個々の掛け合いをどうこう言うよりは、潮が満ち引きしていくかのようなインプロヴィゼーション。2曲目のタイトル曲は激しさも持つインプロヴィゼーションですが、富樫のビートを基調にして、こちらも緩急自在な展開です。 こういうライヴのフリーで、2人の呼吸がピッタリと合っているところがスゴいかも。(01年10月24日発売)

 

Kahuna/Richard Beirach(P), Masahiko Togashi(Per)(P.J.L.) - Recorded June 27, 1978. - 1. Kahuna 2. Essence

「津波+カフナ」の2in1のCD。「津波」は以前コメントを書いてますので「カフナ」についてこちらは書きます。’78年録音で、ダイレクト・カッティング(LP発売当時)の録音。やはりそれぞれ13分台、14分台の長めの曲になっています。1(3)曲目「カフナ」はソロ・ピアノの曲で哀愁も漂いつつ、メロディアスかつ温度感の低い出だしで、徐々に展開していく曲だけれども、他の曲で使われているモチーフが何回か顔を出していて、ちょっと興味深いです。やや抑制が効きつつも、自在にサウンドが物語性を帯びて変化して行き、それでもちゃんとまとまって着地しています。2(4)曲目は、富樫雅彦作曲の曲をデュオでの録音で、「津波」でも演奏されていた曲。こちらの方はスタジオ録音なので、収録時間もサウンドをまとめ上げて短くなっているような感じです。ヴァージョン違いを比べてみるのも面白いですが、聴く人にやや緊張感を強いる演奏。(04年2月18日発売)

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