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2022/06/26

Just So Happens/Gary Peacock & Bill Frisell

Garyjustso ゲイリー・ピーコックとビル・フリゼールのデュオ作。もう一つの違うジャケットのものもあるようです。やはり彼ららしいいなあと思う柔軟さでフリーも既成曲もこなしていきます。そう言えば、このアルバムのコメントで、かなり昔ですが、ホームページを大がかりでパクられたのを発見したことも。最初は同じミュージシャンやアルバムを好きな人もいるもんだなあ、と思って眺めていたのですが(文章の一部を改変してあった)、このアルバムのコメントが酷似。問い詰めたところ、やっぱりということで。彼はすぐに該当箇所を(かなりの部分だった)削除しましたけど、しまいには閉鎖したようですね。こんなサイト、パクってどうするんだ、今となっては感じますけど。余談ですがその後DMMのレンタルCDのサイトでも何枚かパクられたものがあるのを発見、削除してもらいました。今も当時の社長からの謝罪の手紙を保管してあります。今はネットの世界は膨大になってしまったので分かりませんが、ヤフオクなどの説明文で使われていそうな気も。

 

Just So Happens/Gary Peacock(B) & Bill Frisell(G)(Postcards) - Recorded February 17 and 18, 1994. - 1. Only Now 2. In Walked Po 3. Wapitis Dreams 4. Home On The Range 1 5. Home On The Range 2 6. Through A Skylight 7. Red River Valley 8. Good Morning Heartache 9. Reciprocity 10. N.O.M.B. 11. Just So Happens

邦題「峠の我が家」。1-3、6、11曲目がおそらく2人によるフリー・インプロヴィゼーションなので、けっこう彼ら流フリー寄りのアルバムのイメージがあります。これらをアルバムの前と後ろに持ってきたということは、こちらに力を入れているということでしょうか。4-5曲目がアメリカ民謡のタイトル曲(Take1と2?)なのですが、こちらはビル・フリゼール流空間をかなり生かした牧歌的バラードといった感じです。7曲目のおなじみの民謡もシンプルで良い。ゲイリー・ピーコック名義の曲も2曲あり、ジャケットのロゴからも彼がリーダーシップをとっていることが分かります。この2人ならではの空間を感じることができ、奥が深いと思うのですが、 その自由さと奥深さゆえに、やはり聴く人を選ぶアルバムかもしれません。(00年2月23日発売)

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