Guardians Of The Light/Michele Rosewoman And Quintessence
ミシェル・ローズウーマンのEnja第4作。Quintessenceをグループ名にまでしているということは、メンバーは交代しつつも、基本的な路線は変わっていないということか。ライヴですけど、収録時間も74分とけっこう長め。M-BASE色というのは薄くなってはいますけど、フリーもあったり、彼女独自の硬派で少し入り組んだような曲は、相変わらずですね。ストリーミングでは持っていないアルバムを1枚見つけましたが、やはりその後どうなったかは気になりますね。’06年と’14年(これがストリーミングにあり)にアルバムは出ているようですが。他の人があまり知らないミュージシャンでお気に入りがひとりいるというのも、楽しいです。
Guardians Of The Light/Michele Rosewoman(P, Vo) And Quintessence(Enja)(輸入盤) - Recorded March 19 and 20, 1999. Craig Handy(Ts), Steve Wilson(As, Ss), Kenny Davis(B), Gene Jackson(Ds) - 1. The Thrill Of The Real Love 2. Weird Nightmare 3. West Africa Blue 4. Where It Comes From 5. Free To Be 6. Fuzz Junk 7. Ask We Now 8. Akomado [For Babaluaye] 9. Vamp For Ochun
(00/08/30)’99年ニューヨークでのライヴ。 9曲中7曲はミシェル・ローズウーマン作曲。曲目は既出のものが多いのですが、やはり複雑系。初録音の時と比べ、メンバーの交代で少し素直になったかな、という印象。1曲目はホーンのテーマが印象に残ります。チャールズ・ミンガス作で渋くメロディアスな2曲目、エレキベースを使用してファンクな感じの3曲目、このメンバーにしては比較的オーソドックスかなと思える10分台の4曲目、比較的ゆったりとしながらも複雑なテーマの5曲目、何となくM-BASEっぽい感じもある6曲目、セロニアス・モンクの曲を彼女流にピアノ・ソロで料理した7曲目、彼女のヴォーカルも入って個性的かつドラマチックな11分台の8曲目。そしてノリが良くてカッコ良い9曲目へとなだれこみます。
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