Harvest/Michele Rosewoman
ミシェル・ローズウーマンの4作目。ENJAだけでは3作目。アルバムにはQuintessence3とも書いてあるので、一連の作品ということでしょう。輸入盤の文字を入れるのを忘れていましたが、これ、輸入盤ですね。収録時間も71分と意欲的。ゲイリー・トーマスの参加もありますけど、多くはメインストリーム系のミュージシャン。それでも、やはり当時としてはとんがっていたサウンドではあります。Eddie Bobeはパーカッションやヴォーカルとして、2、9曲目に参加。ブログに彼女をあげるようになってから、誰だこれ?的な反応か、アクセスがあまりありませんが、それだけ珍しいということで、今日を含めてあと3枚、お付き合いください。
Harvest/Michele Rosewoman(P, Vo)(Enja) - Recorded September 21-23, 1992. Steve Wilson(As, Ss), Gary Thomas(Ts, Fl), Kenny Davis(B), Gene Jackson(Ds), Eddie Bobe(Per, Vo) - 1. From Tear To Here 2. The Egun (Egg-oon) And The Harvest 3. Patrick's Mood 4. Miracle 5. Occation To Rise 6. Blood Count 7. Path To The Shore 8. K.T. 9. Warrios (Guerreros)
9曲中7曲が彼女の作曲。ソロより全体のサウンドのイメージが強い感じ。曲が凝っていて、少々難解な曲が多いです。1曲目などはその典型ですが、感触はいわゆるジャズ。ちょっと丸くなったかなという印象。2曲目は複雑なリズムをもつエキゾチックなファンク。ソロの部分はアップテンポの4ビートでジャズしている3曲目、メロディアスなバラードでフルートが縦横無尽に飛び回る4曲目、ホーンが複雑にテーマで絡み合うジャジーな5曲目、ビリー・ストレイホーンの曲があってホッとしたけどちょっとハードなバラードの6曲目、7拍子サンバとでも言うのか、ノリが良く変幻自在な7曲目、基本的に一発モノに近い8曲目。ラスト9曲目はアフリカ風ヴォーカルも入る15分もの大作ですが、ソロ部分はハードなジャズ。
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